JAJSLQ1A November 2024 – October 2025 TCAN2855-Q1 , TCAN2857-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
SPI 通信は標準的な SPI プロトコルを使用します。物理的なデジタル インターフェイス ピンは、nCS (チップ セレクト反転)、SDI (SPI データ入力)、SDO (SPI データ出力)、および SCK (SPI クロック) です。各 SPI トランザクションは、R/ W ビットが付いた 7 ビット アドレスによって開始されます。TCAN285x-Q1 は、SPI_CONFIG レジスタ 8'h09[3] の BYTE_CNT ビットの値に応じて、トランザクションごとに 1 つのデータ バイトまたは 2 つの日付バイトに構成できます。デフォルトは 1 バイトです。2 バイトを選択した場合、2 番目のデータ バイトはアドレス + 1 になります。
トランザクションで SDO ピンからシフトアウトされるデータは、常にグローバル割り込みレジスタであるレジスタ 8'h50[7:0] から始まります。このレジスタは、デバイスの高レベルの割り込みステータス情報を提供します。アドレスおよび R/W バイトに対する「応答」となるデータバイトが、その後にシフトアウトされます。巡回冗長性 (CRC) が無効化されている場合の読み取りおよび書き込み方法については 図 8-72 および 図 8-73 を参照してください。2 バイトの読み取りについては、図 8-75を参照してください。2 バイトの SPI 書き込みが行われると、アドレスおよびアドレス +1 の現在の情報が SDO ピンからフィードバックされます (図 8-74を参照)。
デバイスのデフォルトはモード 0 であり、SDI の SPI データ入力は SCK の立ち上がりエッジでサンプリングされます。SDO 上の SPI 出力データは、SCK の high エッジから low エッジに変更されます。デバイスは、SPI_CONFIG レジスタ 8'h09[1:0] の MODE_SEL を使用して、モード 1〜3 をサポートするように設定できます。SPI 通信図は、モード 0 に基づいています。