JAJSBR8E March 2012 – May 2017 TPS62125
PRODUCTION DATA.
TPS62125デバイスは、高効率の同期整流降圧型コンバータで、最大300mAの出力電流を供給する低消費電力、および超低消費電力のアプリケーション用に最適化されています。入力電圧範囲が3V~17Vと広く、4セルのアルカリ、および1~4セルのリチウムイオン・バッテリの直列構成、および9V~15Vの電源で動作するアプリケーションをサポートします。このデバイスには、高精度の低消費電力イネーブル・コンパレータが内蔵されており、入力電源電圧スーパーバイザ(SVS)として使用することで、システム固有の電源オンおよび電源オフの要件に対応できます。イネーブル・コンパレータはわずか6μAの静止電流しか消費せず、正確な1.2V(標準値)のスレッショルドおよび可変ヒステリシスを備えています。これらの機能により、このコンバータはソーラー・パネルや電流ループなどの高インピーダンスのソースから電力を供給されるストレージ・コンデンサからエネルギーを抽出し、電源レールを生成できます。このコンバータは、DCS-Control方式によりパワー・セーブ・モードで動作し、負荷電流範囲の全体にわたって最高の効率を維持します。コンバータは、軽負荷時にはパルス周波数変調(PFM)モードで動作し、負荷電流の大きいときにはシームレスかつ自動的にパルス幅変調(PWM)モードへ移行します。この DCS-Control™方式はPFMモードで出力リップル電圧が低くなるよう最適化されており、出力ノイズを最小に抑え、非常に優れたAC負荷レギュレーションを行えます。出力電圧がレギュレート状態になると、オープン・ドレインのパワー・グッド出力により通知されます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
---|---|---|
TPS62125 | WSON (8) | 2.00mm×2.00mm |