JAJA620A December   2018  – September 2024 DAC80501 , DAC8560 , DAC8830

 

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設計目標

DAC 電源電圧アンプ電源電圧DAC 電圧出力電圧エラー
5 V±15V0V~2.5V±10V<0.25% FSR

設計の説明

このユニポーラからバイポーラへの出力電圧回路は、ユニポーラ DAC からの電圧をバイポーラの電圧スパンに変換します。この回路は DAC、オペアンプ、基準電圧、およびバイポーラ出力電圧の範囲とスパンを設定する 3 つの抵抗で構成されます。この回路は、アナログ出力モジュールフィールド トランスミッタ、その他プログラム可能なバイポーラ電圧を必要とするアプリケーションでよく使用されます。

デザイン ノート

  1. ゲイン誤差、オフセット誤差、INL の小さい DAC を選択します。オフセット電圧が小さく、オフセット電圧ドリフト係数が小さい、高電圧のオペアンプを使用します。
  2. 公差が 0.1% 以下で、温度ドリフト係数が小さい抵抗を使用します。
  3. ソリューション サイズを最小にするため、基準電圧を内蔵した DAC を使用します。

設計手順

1. DAC 電圧、基準電圧、抵抗に基づいて、電圧出力は次の式で与えられます。

2.DAC 電圧を 0 に設定し、目的の負のフルスケール出力が得られるように RFB と RG1 の比率を計算します。このゲインが得られるように標準抵抗値を選択します。

3.必要なフルスケール範囲 (この場合、±10V 範囲を得るために 20V) に基づいて RG2 を計算します。

4.出力誤差は、DAC TUE、アンプのオフセット電圧、抵抗の公差、基準電圧の初期精度から、二乗和平方根 (RSS) 分析を使用して概算できます。

DC 伝達特性

小信号ステップ応答

デバイス

デバイス主な特長リンク他の使用可能デバイス
DAC
DAC856016 ビット分解能、シングル チャネル、基準電圧内蔵、超低消費電力、4LSB INL、SPI、2V~5.5V 電源温度ドリフト 2ppm/℃の 2.5V 基準電圧搭載 16 ビット、シングルチャネル、低消費電力、超低グリッチ、電圧出力 DAC高精度 DAC (≦ 10MSPS)
DAC805015ppm リファレンス内蔵、16 ビット分解能、1LSB INL、シングル チャネル、電圧出力 DACWSON パッケージ封止、高精度基準電圧内蔵、真の 16 ビット、1 チャネル、SPI/I2C 対応、電圧出力 DAC高精度 DAC (≦ 10MSPS)
DAC883016 ビット分解能、シングル チャネル、超低消費電力、バッファなし出力、1LSB INL、SPI、2.7V~5.5V 電源16 ビット、シングルチャネル、超低消費電力、電圧出力 DAC高精度 DAC (≦ 10MSPS)
アンプ
OPA188低ノイズ、低オフセット電圧、RRO、ゼロドリフト、±2V~±18V 電源高精度、低ノイズ、レール ツー レール出力、36V のゼロドリフト オペアンプオペアンプ
OPA196低ノイズ、低オフセット電圧、RRO、±2V~±18V 電源1 チャネル、1MHz、レール ツー レール入出力 (RRIO)、1.8V~5.5V のオペアンプオペアンプ
TLV170低コストのレール ツー レール出力、±1.35V~±18V 電源低オフセット、レール ツー レール I/O オペアンプオペアンプ

主要なファイルへのリンク

テキサス・インスツルメンツ、ユニポーラ DAC からバイポーラ ±10V 出力、産業電圧ドライバ用、TIPD125 ツール