JAJA723B November   2022  – August 2025 MSPM0G1105 , MSPM0G1106 , MSPM0G1107 , MSPM0G1505 , MSPM0G1506 , MSPM0G1507 , MSPM0G3105 , MSPM0G3106 , MSPM0G3107 , MSPM0G3505 , MSPM0G3506 , MSPM0G3507 , MSPM0L1105 , MSPM0L1106 , MSPM0L1227 , MSPM0L1227-Q1 , MSPM0L1228 , MSPM0L1228-Q1 , MSPM0L1303 , MSPM0L1304 , MSPM0L1304-Q1 , MSPM0L1305 , MSPM0L1305-Q1 , MSPM0L1306 , MSPM0L1306-Q1 , MSPM0L1343 , MSPM0L1344 , MSPM0L1345 , MSPM0L1346 , MSPM0L2227 , MSPM0L2227-Q1 , MSPM0L2228 , MSPM0L2228-Q1

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1MSPM0 製品ラインアップの概要
    1. 1.1 はじめに
    2. 1.2 STM32 MCU と MSPM0 MCU の製品ラインアップの比較
    3. 1.3 STM32 MCU と MSPM0 MCU の製品ピン間の比較
  5. 2エコシステムと移行
    1. 2.1 ソフトウェア・エコシステムの比較
      1. 2.1.1 MSPM0 ソフトウェア開発キット (MSPM0 SDK)
      2. 2.1.2 CubeIDE と Code Composer Studio IDE (CCS) の比較
      3. 2.1.3 CubeMX と SysConfig の比較
    2. 2.2 ハードウェア エコシステム
    3. 2.3 デバッグ ツール
    4. 2.4 移行プロセス
    5. 2.5 移行と移植の例
  6. 3コア・アーキテクチャの比較
    1. 3.1 CPU
    2. 3.2 組み込みメモリの比較
      1. 3.2.1 フラッシュの特長
      2. 3.2.2 フラッシュの構成
      3. 3.2.3 内蔵 SRAM
    3. 3.3 電源投入とリセットの概要と比較
    4. 3.4 クロックの概要と比較
    5. 3.5 MSPM0 の動作モードの概要と比較
    6. 3.6 割り込みとイベントの比較
    7. 3.7 デバッグとプログラミングの比較
  7. 4デジタル・ペリフェラルの比較
    1. 4.1 汎用 I/O (GPIO、IOMUX)
    2. 4.2 UART (Universal Asynchronous Receiver-Transmitter)
    3. 4.3 シリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI)
    4. 4.4 I2C
    5. 4.5 タイマ (TIMGx、TIMAx)
    6. 4.6 ウィンドウ付きウォッチドッグ タイマ (WWDT)
    7. 4.7 リアルタイム クロック (RTC)
  8. 5アナログ・ペリフェラルの比較
    1. 5.1 A/D コンバータ (ADC)
    2. 5.2 コンパレータ (COMP)
    3. 5.3 D/A コンバータ (DAC)
    4. 5.4 オペアンプ (OPA)
    5. 5.5 基準電圧 (VREF)
  9. 6まとめ
  10. 7参考資料
  11. 8改訂履歴

シリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI)

MSPM0 と STM32G0 はどちらも、シリアル ペリフェラル インターフェイス (SPI) をサポートしています。全体として、MSPM0 および STM32G0 SPI のサポート内容はおおむね同等ですが、違いについて表 4-5に示します。

表 4-5 SPI 機能の比較
機能STM32G0xMSPM0
コントローラまたはペリフェラルの動作ありあり
データ ビット幅 (コントローラ モード)4~16 ビット4~16 ビット
データ ビット幅 (ペリフェラル モード)4~16 ビット7~16 ビット
最大速度32MHz

MSPM0G:32MHz

MSPM0L:16MHz
MSPM0C:16MHz

MSPM0H:16MHz

全二重通信ありあり
半二重通信 (双方向データ ライン)ありなし
シンプレックス通信 (単方向データ ライン)ありあり
マルチ コントローラ機能ありなし
ハードウェア チップ セレクト マネージメントあり (1 つのペリフェラル)あり (4 つのペリフェラル)
クロックの極性と位相をプログラム可能ありあり
MSB ファーストまたは LSB ファーストのシフトによるプログラマブル データ順序ありあり
SPI フォーマットのサポートMotorola、 テキサス・インスツルメンツMotorola、 テキサス・インスツルメンツ、MICROWIRE
ハードウェア CRCありなし、MSPM0 は SPI パリティ モードを備えています
TX FIFO の深さデータ サイズに依存4
RX FIFO の深さデータ サイズに依存4

SPI サンプル コード

SPI サンプル コードの詳細については、『MSPM0 SDK サンプル ガイド』を参照してください。