JAJA733 January 2023 MSPM0G1105 , MSPM0G1106 , MSPM0G1107 , MSPM0G1505 , MSPM0G1506 , MSPM0G1507 , MSPM0G3105 , MSPM0G3106 , MSPM0G3107 , MSPM0G3505 , MSPM0G3506 , MSPM0G3507 , MSPM0L1105 , MSPM0L1106 , MSPM0L1227 , MSPM0L1227-Q1 , MSPM0L1228 , MSPM0L1228-Q1 , MSPM0L1303 , MSPM0L1304 , MSPM0L1305 , MSPM0L1306 , MSPM0L1343 , MSPM0L1344 , MSPM0L1345 , MSPM0L1346 , MSPM0L2227 , MSPM0L2227-Q1 , MSPM0L2228 , MSPM0L2228-Q1
SWD セキュリティ・レベル 0 は、SWD セキュリティ状態のうち最も制限の少ないレベルです。これはテキサス・インスツルメンツの新しいデバイスのデフォルト状態であり、工場出荷時リセットが成功した後のデバイスの状態でもあります。この状態で故障解析を行うため、アプリケーションのデバッグ・アクセス、一括消去、工場出荷時リセットに制限はありません。
この状態を使用する状況
レベル 0 は、デバイス・メモリのプログラミングや、プロセッサとペリフェラルのデバッグが可能なため、プロトタイプ作成や開発に最適です。
この状態を使用するべきでない状況
量産ではレベル 0 を使用しないでください。攻撃者が自由にデバイス・メモリの内容を読み取り、デバイスの実行を操作し、(フラッシュ・メモリの書き込み保護方式に応じて) フラッシュ・メモリの内容を変更できてしまいます。