JAJA867 April   2025 F29H850TU , F29H859TU-Q1 , TMS320F2800132 , TMS320F2800133 , TMS320F2800135 , TMS320F2800137 , TMS320F2800152-Q1 , TMS320F2800153-Q1 , TMS320F2800154-Q1 , TMS320F2800155 , TMS320F2800155-Q1 , TMS320F2800156-Q1 , TMS320F2800157 , TMS320F2800157-Q1 , TMS320F280021 , TMS320F280021-Q1 , TMS320F280023 , TMS320F280023-Q1 , TMS320F280023C , TMS320F280025 , TMS320F280025-Q1 , TMS320F280025C , TMS320F280025C-Q1 , TMS320F280040-Q1 , TMS320F280040C-Q1 , TMS320F280041 , TMS320F280041-Q1 , TMS320F280041C , TMS320F280041C-Q1 , TMS320F280045 , TMS320F280048-Q1 , TMS320F280048C-Q1 , TMS320F280049 , TMS320F280049-Q1 , TMS320F280049C , TMS320F280049C-Q1 , TMS320F28075 , TMS320F28075-Q1 , TMS320F28076 , TMS320F28374D , TMS320F28374S , TMS320F28375D , TMS320F28375S , TMS320F28375S-Q1 , TMS320F28376D , TMS320F28376S , TMS320F28377D , TMS320F28377D-Q1 , TMS320F28377S , TMS320F28377S-Q1 , TMS320F28378D , TMS320F28378S , TMS320F28379D , TMS320F28379D-Q1 , TMS320F28379S , TMS320F28384D , TMS320F28384D-Q1 , TMS320F28384S , TMS320F28384S-Q1 , TMS320F28386D , TMS320F28386D-Q1 , TMS320F28386S , TMS320F28386S-Q1 , TMS320F28388D , TMS320F28388S , TMS320F28P550SG , TMS320F28P550SJ , TMS320F28P559SJ-Q1 , TMS320F28P650DH , TMS320F28P650DK , TMS320F28P650SH , TMS320F28P650SK , TMS320F28P659DH-Q1 , TMS320F28P659DK-Q1 , TMS320F28P659SH-Q1

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
    1. 1.1 はじめに
  5. 2概要
  6. 3移行サポート機能
    1. 3.1 プロジェクト検出
    2. 3.2 移行設定ページ
    3. 3.3 移行の実行
      1. 3.3.1 スタンドアロン ファイルでの移行チェックの実行
      2. 3.3.2 プロジェクトでの移行チェックの実行
    4. 3.4 クイック修正
    5. 3.5 移行レポート
    6. 3.6 ビットフィールドの移行
  7. 4まとめ
  8. 5参考資料

移行サポート機能

C2000 IDEA ツールは、ドライバ ライブラリ(driverlib) コードにおける追加、削除、変更されたアプリケーション ペリフェラル インターフェース (API)、レジスタ、フィールド、列挙体、マクロなどの変更点を自動的に識別し、ハイライトすることで、C2000 デバイス間のコード移行を簡素化します。この自動化により、手作業の負担が軽減され、エラーのリスクが最小限に抑えられ、スムーズかつ効率的な移行プロセスが確実に行われます。この自動化機能は、プロジェクト全体だけでなく、スタンドアロンの driverlib ファイルの移行にも対応しており、さまざまなユーザーの要件に柔軟に対応します。特定のデバイスに対して、このツールはビットフィールド コードの移行も可能にします。C2000 IDEA は、F28x から F28x、または F28x から F29x への移行において、アーキテクチャの違いを検出し、より信頼性の高い移行を実現するための的確な推奨事項を提供することで、移行作業を簡素化します。表 3-1は、C2000 デバイス間の移行サポートを明確に要約して提供し、ユーザーが Driverlib 実装およびビットフィールド実装の互換性と利用可能なサポートを迅速に評価できるよう支援します。

表 3-1 C2000 デバイス用移行サポート

デバイス ファミリ

Driverlib 移行のサポート

ビットフィールド移行のサポート

F29H85x

あり

なし

F28P55x

あり

なし

F28P65x

あり

なし

F28002x

あり

なし

F28004x

あり

なし

F28003x

あり

なし

F280013x

あり

あり(移行元)

F280015x

あり

なし

F2838x

あり

なし

F2837x

あり

なし

F2807x

あり

なし

F2803x

なし

はい (移行元)

このツールは、表 3-2に示すように、特定のファイル形式のソース ファイルをサポートしています。

表 3-2 さまざまなファイル形式の移行のサポートし

ソース ファイル形式

移行のサポート

*.c

あり

*.h

あり

*.asm

なし

*.cmd

なし

*.lib

なし

リンカ ファイル

なし

図 3-1はスタンドアロン ファイルまたはプロジェクト全体を移行するために必要な主要ステップを概説し、シームレスかつ効率的な移行プロセスを確実にします

 C2000 IDEA - 移行フロー図 3-1 C2000 IDEA - 移行フロー