JAJA987 August   2025 F28E120SC , F29H850TU , F29H859TU-Q1 , TMS320F2800132 , TMS320F2800133 , TMS320F2800135 , TMS320F2800137 , TMS320F2800152-Q1 , TMS320F2800153-Q1 , TMS320F2800154-Q1 , TMS320F2800155 , TMS320F2800155-Q1 , TMS320F2800156-Q1 , TMS320F2800157 , TMS320F2800157-Q1 , TMS320F280021 , TMS320F280021-Q1 , TMS320F280023 , TMS320F280023-Q1 , TMS320F280023C , TMS320F280025 , TMS320F280025-Q1 , TMS320F280025C , TMS320F280025C-Q1 , TMS320F280033 , TMS320F280034 , TMS320F280034-Q1 , TMS320F280036-Q1 , TMS320F280036C-Q1 , TMS320F280037 , TMS320F280037-Q1 , TMS320F280037C , TMS320F280037C-Q1 , TMS320F280038-Q1 , TMS320F280038C-Q1 , TMS320F280039 , TMS320F280039-Q1 , TMS320F280039C , TMS320F280039C-Q1 , TMS320F280040-Q1 , TMS320F280040C-Q1 , TMS320F280041 , TMS320F280041-Q1 , TMS320F280041C , TMS320F280041C-Q1 , TMS320F280045 , TMS320F280048-Q1 , TMS320F280048C-Q1 , TMS320F280049 , TMS320F280049-Q1 , TMS320F280049C , TMS320F280049C-Q1 , TMS320F28075 , TMS320F28075-Q1 , TMS320F28374D , TMS320F28374S , TMS320F28375D , TMS320F28375S , TMS320F28375S-Q1 , TMS320F28376D , TMS320F28376S , TMS320F28377D , TMS320F28377D-EP , TMS320F28377D-Q1 , TMS320F28377S , TMS320F28377S-Q1 , TMS320F28379D , TMS320F28379D-Q1 , TMS320F28379S , TMS320F28384D , TMS320F28384S , TMS320F28386D , TMS320F28386S , TMS320F28388D , TMS320F28388S , TMS320F28P550SG , TMS320F28P550SJ , TMS320F28P559SG-Q1 , TMS320F28P559SJ-Q1 , TMS320F28P650DH , TMS320F28P650DK , TMS320F28P650SH , TMS320F28P650SK , TMS320F28P659DH-Q1 , TMS320F28P659DK-Q1 , TMS320F28P659SH-Q1

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. はじめに
  5. ハードウェア設定オプション
    1. 2.1 設定 #1
    2. 2.2 設定 #2
    3. 2.3 設定 #3
    4. 2.4 設定 #4
  6. ソフトウェアレイヤ
  7. GUI の作成
  8. アプリケーションロギング
    1. 5.1 アプリケーションログの手引き
  9. 転送ブリッジ
    1. 6.1 転送ブリッジの手引き
  10. 通信ロガー
    1. 7.1 通信ロガーの手引き
  11. 高速時間ロガー
    1. 8.1 高速時間ロギングの手引き
  12. 転送例の概要
  13. 10まとめ
  14. 11参考資料

通信ロガー

多くの通信プロトコルにはペイロード以外の重要なデータが含まれています。たとえば、FSI プロトコルには、各フレームのフレームタイプ、ユーザーデータ、CRC バイト、フレームタグフィールドが含まれます。通信ロガー機能には、各受信データパケットからペイロード以外のデータをさらに抽出する、ブリッジソフトウェアが用意されています。この機能により、ブリッジデバイスは任意のパッケージ形式で通信周辺装置のデータパケットを受信して、そのデータを PC の GUI にエクスポートし分析できます。GUI に送信されるパケットは、メッセージのすべての部分をユーザが確認できるようにフォーマットされます。

使用事例はさまざまですが、この機能の 1 つの用途はアプリケーション内の FSI 実装のデバッグです。この場合、アプリケーションはすでに FSI を使用して他のマイコンと通信していますが、通信エラーまたはデバッグが必要な問題が発生します。通信ロガーは、プライマリデバイスが送信した FSI フレームのすべての部分を、生成された GUI の中で人間が読める形式で表示できます。

別の使用事例は、セクション 6 の機能の使用事例と似ていますが、より多くのメッセージの詳細が GUI に記録される、高速周辺装置を使用したデータロギングです。通信ロガー機能は、プライマリデバイスからの高速 FSI メッセージを受信して (オプションで) バッファに格納し、メッセージ内容のすべての要素を抽出し、UART または USB 経由で PC に送信し GUI で視覚化するために使用します。

下の図は、セクション 2.3 の設定で使用されている通信ロガー機能を示しています。この機能では、ブリッジデバイスと GUI 間のデータのパッキング/アンパッキング方式を広く理解する必要があるため、ブリッジデバイスの Sysconfig プロジェクトを使用して制御センターの PC GUI を生成することに注意してください。セクション 2.4 を使用する場合は、UART から USB への追加のブリッジデバイスをブリッジデバイスと PC の間に配置します。

 通信ロガー図図 7-1 通信ロガー図
注: 現在、この機能は受信プロトコル (プロトコル B) として FSI プロトコルのみをサポートしています。