JAJAA11 September 2025 F29H850TU , F29H859TU-Q1
Sysconfig は、セクション 5.1で説明されているように、各 ESM モジュールからの目的の出力になるように個別のエラー イベントを設定できます。
例えば 図 5-4 では、ESM CPU1 をエラー イベント「エラー アグリゲータ CPU1 HPERR」に対して構成し、高優先度 NMI 出力を生成する方法を示しています。各 ESM CPU の Sysconfig モジュール内にあるグローバル パラメータ設定を使用することで、高優先度ウォッチドッグの有効化、ウォッチドッグ カウンタのプリロード値の設定に加えて、低優先度割り込みや NMI 出力の割り込みハンドラ構成を定義することができます。
図 5-4 ESM CPU Sysconfig モジュール例えば 図 5-5 では、システム ESM をエラー イベント「エラー アグリゲータ CPU1 HPERR」に対して構成し、エラー ピンに影響を与えるよう有効化する方法を示しています。エラー ステータス ピン (ERRORSTS) の構成 (極性や出力ピンモード構成など) は、システム ESM Sysconfig モジュールのグローバル パラメータ セクションを使用しても実行できます。
図 5-5 システム ESM Sysconfig モジュール