JAJAA77 October   2025 CDC6C , LMK5B12212 , LMK5B33216 , LMK5B33414 , LMK5C22212A , LMK5C23208A , LMK5C33216A , LMK5C33414A , LMK6C

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2発振器ノイズが PLL 性能に及ぼす影響
  6. 3検討事項 1:XO PSNR
  7. 4検討事項 2:XO 電源フィルタ
  8. 5検討事項 3:APLL LBW
  9. 6各種 XO 電源フィルタに関するテスト結果
    1. 6.1 テスト設定
    2. 6.2 電源の性能に及ぼす影響
    3. 6.3 XO 位相ノイズ性能への影響
    4. 6.4 PLL 位相ノイズ性能への影響
  10. 7まとめ

電源の性能に及ぼす影響

XO 電源フィルタを適切に設計して低周波ノイズを低減することにより、最良の XO および PLL 出力性能を実現しています。図 6-1 に、さまざまなノイズプロファイルにわたる出力電力ノイズ密度を示します。XO 電源フィルタがない場合 (CNR/SS なし)、ノイズは 100Hz ~ 100kHz の間で大幅に増加します。推奨の 470nF のフィルタ値では、電源ノイズは 4.6µV/√Hz に向上します。

LMK5B33216, LMK5B33414, LMK5B12212, LMK5C23208A, LMK5C33414A, LMK5C33216A, LMK5C22212A TPS62913 電源性能、CNR/SS 変動
L = 2.2μH、fSW = 2.2MHz, BW = 100Hz ~ 100kHz
このデータは、12V の電源入力電圧と 3.3V の出力電圧で収集されます。
ノイズは、TPS62913 の VOUT のフェライト ビーズ フィルタを使用して測定します。
図 6-1 TPS62913 電源性能、CNR/SS 変動