JAJAA91D October   2020  – November 2025 ISO6720-Q1 , ISO6721 , ISO6721-Q1 , ISO6731 , ISO6740 , ISO6741 , ISO6741-Q1 , ISO6742 , ISO7021 , ISO7041 , ISO7131CC , ISO7140CC , ISO7140FCC , ISO7141CC , ISO7141FCC , ISO7142CC , ISO7142CC-Q1 , ISO721 , ISO721-Q1 , ISO721M , ISO721M-EP , ISO722 , ISO722-Q1 , ISO7220A , ISO7220A-Q1 , ISO7220B , ISO7220C , ISO7220M , ISO7221A , ISO7221A-Q1 , ISO7221B , ISO7221C , ISO7221C-HT , ISO7221C-Q1 , ISO7221M , ISO722M , ISO7230C , ISO7230M , ISO7231C , ISO7231C-Q1 , ISO7231M , ISO7240C , ISO7240CF , ISO7240CF-Q1 , ISO7240M , ISO7241A-EP , ISO7241C , ISO7241C-Q1 , ISO7241M , ISO7242C , ISO7242C-Q1 , ISO7242M , ISO7310-Q1 , ISO7310C , ISO7310FC , ISO7320-Q1 , ISO7320C , ISO7320FC , ISO7321-Q1 , ISO7321C , ISO7321FC , ISO7330-Q1 , ISO7330C , ISO7330FC , ISO7331-Q1 , ISO7331C , ISO7331FC , ISO7340-Q1 , ISO7340C , ISO7340FC , ISO7341-Q1 , ISO7341C , ISO7341FC , ISO7342-Q1 , ISO7342C , ISO7342FC , ISO7420 , ISO7420E , ISO7420FCC , ISO7420FE , ISO7420M , ISO7421 , ISO7421-EP , ISO7421A-Q1 , ISO7421E , ISO7421E-Q1 , ISO7421FE , ISO7520C , ISO7521C , ISO7631FC , ISO7631FM , ISO7640FM , ISO7641FC , ISO7641FM , ISO7710 , ISO7710-Q1 , ISO7720 , ISO7720-Q1 , ISO7721 , ISO7721-Q1 , ISO7730 , ISO7730-Q1 , ISO7731 , ISO7731-Q1 , ISO7740 , ISO7740-Q1 , ISO7741 , ISO7741-Q1 , ISO7741E-Q1 , ISO7742 , ISO7742-Q1 , ISO7760 , ISO7760-Q1 , ISO7761 , ISO7761-Q1 , ISO7762 , ISO7762-Q1 , ISO7763 , ISO7763-Q1 , ISO7810 , ISO7820 , ISO7821 , ISO7830 , ISO7831 , ISO7840 , ISO7841 , ISO7842 , ISOW7821 , ISOW7840 , ISOW7841 , ISOW7841A-Q1 , ISOW7842 , ISOW7843 , ISOW7844

 

  1.   1
  2.   概要
  3. 1アイソレータの構造
  4. 2スイッチング性能
  5. 3TDDB テストによるアイソレータの寿命
  6. 4ソリューション サイズ
  7. 5経年劣化および信頼性
  8. 6同相モード過渡耐性 (CMTI)
  9. 7フォトカプラ電流入力とデジタル アイソレータ CMOS 電圧入力の比較
  10. 8まとめ
  11. 9参考資料

フォトカプラ電流入力とデジタル アイソレータ CMOS 電圧入力の比較

すべてのフォトカプラ入力は電流駆動であり、デバイスが動作するには、2mA を上回る定常バイアス電流が必要です。多くのフォトカプラでは、アプリケーションの最小性能要件を満たすために、入力電流の 10mA を上回る値が必要となります。したがって、それを任意の TTL または CMOS 出力で直接駆動することは不適切であり、そのため、フォトカプラを駆動できるバッファが必要になる場合があります。

フォトカプラは、入力電圧がわずかに変化するとフォトカプラの性能が大幅に変化する可能性があるため、低電圧デジタル回路 (3.3V 未満) と組み合わせて使用することにも適していません。ISO6441 などのデジタル アイソレータは、電圧駆動されるハイ インピーダンスの CMOS 入力を備えています。CMOS 入力が消費する定常電流は最大 ±10 µA であるため、外部バッファなしで、任意の TLL または COMS 出力によって直接駆動できます。これにより、マイコンや ADC などのほとんどのデジタル デバイスと直接インターフェイスできます。

また、デジタル アイソレータは多様な電源とロジック電圧レベルで動作させることができ、1.8V 低電圧動作もサポートしています。入力電源電圧やロジック電圧レベルの一部の変動も、出力ロジック電圧レベルに影響を与えません。デジタル アイソレータの入力容量 (ISO6441 の場合約 1.5pF) もフォトカプラと比較して大幅に低く (代表的な高速フォトカプラの場合約 60pF) 、デジタル アイソレータはフォトカプラに比べて非常に高速かつ簡単にスイッチングできます。