JAJAAB0 November   2025 TPS653860-Q1

 

  1.   1
  2.   説明
  3.   リソース
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6. 1システムの説明
  7. 2システム概要
    1. 2.1 ブロック図
  8. 3商標

システム概要

図 2-1 に、バッテリから 12V 入力電源を供給されるシステムで、TPS65386x-Q1 を使用して AM263P プロセッサに電力を供給する例を示します。プリレギュレータから供給される 12V は、昇降圧コンバータ (VBATP) の電源入力に接続されます。この昇降圧コンバータは、4.3V、5V、6V で外部降圧コンバータ (VESPA) に電力を供給します。この電源方式では、VCORE に電力を供給するために、高効率、低 IQ の外部降圧コンバータが必要です。

LDO1 は構成可能なクランピング負荷スイッチのオプションを使用し、VDDA33 および VDDS33 (600mA で 3.3V) に電力を供給します。LDO2 は構成可能なクランピング負荷スイッチのオプションを使用し、トランシーバや周辺機器に電力を供給できます。LDO3 は構成可能なクランピング負荷スイッチのオプションを使用し、1% 精度で、外部センサと周辺機器に電力を供給します。LDO4 は構成可能なクランピング負荷スイッチのオプションを使用し、ADC 基準電圧が 1% 精度で、VAREF/VDDM (200mA で 3.3V) に電力を供給します。

MCU エラー信号モニタおよびウォッチドッグ出力は、安全管理ユニット (SMU) およびエラー出力ピンに電力を供給します。ウォッチドッグおよび SPI 出力は、SPI ピンに接続されます。診断出力 GPO は ADC ピンに接続されます。リセット出力は RESET ピンに接続されます。

デバイスは、外部で使用するため 2 つのウェークアップ タイマ ピン (WAKE1 および WAKE2) を備えています。デバイスには、外部システム コンポーネントの電圧監視用に 2 つの外部電圧モニタ (MON1 および MON2) が搭載されています。デバイスには、システムでの外部使用のため 2 つの安全出力 (Safing1 および Safing2) があります。