JAJSKY3I January   2021  – March 2025 OPA2392 , OPA392 , OPA4392

PRODMIX  

  1.   1
  2. 1 特長
  3. 2 アプリケーション
  4. 3 説明
  5. 4 デバイス比較表
  6. 5 ピン構成および機能
  7. 6 仕様
    1. 6.1 絶対最大定格
    2. 6.2 ESD 定格
    3. 6.3 推奨動作条件
    4. 6.4 熱に関する情報 (OPA392)
    5. 6.5 熱に関する情報 (OPA2392)
    6. 6.6 熱に関する情報 (OPA4392)
    7. 6.7 電気的特性
    8. 6.8 代表的特性
  8. 7 詳細説明
    1. 7.1 概要
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1 低動作電圧
      2. 7.3.2 低い入力バイアス電流
    4. 7.4 デバイスの機能モード
  9. 8 アプリケーションと実装
    1. 8.1 アプリケーション情報
    2. 8.2 代表的なアプリケーション
      1. 8.2.1 設計要件
      2. 8.2.2 詳細な設計手順
      3. 8.2.3 アプリケーション曲線
    3. 8.3 電源に関する推奨事項
    4. 8.4 レイアウト
      1. 8.4.1 レイアウトのガイドライン
      2. 8.4.2 レイアウト例
  10. 9 デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 9.1 デバイスのサポート
      1. 9.1.1 開発サポート
        1. 9.1.1.1 PSpice® for TI
        2. 9.1.1.2 TINA-TI™シミュレーション ソフトウェア (無償ダウンロード)
    2. 9.2 ドキュメントのサポート
      1. 9.2.1 関連資料
    3. 9.3 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    4. 9.4 サポート・リソース
    5. 9.5 商標
    6. 9.6 静電気放電に関する注意事項
    7. 9.7 用語集
  11. 10改訂履歴
  12. 11メカニカル、パッケージ、および注文情報

6.7 電気的特性

TA = 25℃、VS = 1.7V～5.5V (単電源) または VS = ±0.85V～±2.75V (両電源)、RL = 10kΩ を VS/2 に接続、VCM = VS/2、VOUT = VS/2 の場合 (特に記述のない限り)
パラメータ テスト条件 最小値 標準値 最大値 単位
オフセット電圧
VOS 入力オフセット電圧 VS = 5.0V ±1 ±10 µV
OPA2392D、OPA4392 ±1 ±20
OPA392YBJ、OPA2392YBJ ±1 ±25
VS = 5.0V、
VCM = (V+) - 200mV		 ±2 ±30
OPA2392YBJ ±2 ±85
VS = 5.0V、
TA = -40℃～+125℃(1)		 ±100
VCM = V-、
TA = -40℃～+125℃(1)		 OPA392、
OPA2392D、YBJ、OPA4392		 ±125
OPA2392DGK ±180
dVOS/dT 入力オフセット電圧ドリフト VS = 5.0V TA = 0℃～85℃ ±0.16 μV/℃
TA = -40℃～+125℃ (1) ±0.6
VCM = 5.0V、
TA = -40℃～+125℃(1)		 ±0.18 ±0.9
PSRR 電源除去比 VCM = V- ±30 μV/V
TA = -40℃～+125℃ (1) ±80
入力バイアス電流
IB 入力バイアス電流(1) ±0.01 ±0.8 pA
TA = –40℃～+85℃ ±5
TA = –40℃～+125℃ ±30
IOS 入力オフセット電流(1) ±0.01 ±0.8 pA
TA = –40℃～+85℃ ±5
TA = –40℃～+125℃ ±30
ノイズ
入力電圧ノイズ f = 0.1Hz～10Hz 2.0 μVPP
VCM = (V+) - 0.3   3.2
eN 入力電圧ノイズ密度 f = 10Hz   42   nV/√Hz
VCM = (V+) - 0.3 80
f = 1kHz 6.5
VCM = (V+) - 0.3   10.4  
f = 10kHz   4.4
VCM = (V+) - 0.3 5.8
iN 入力電流ノイズ密度 f = 1kHz OPA392DBV   70   fA/√Hz
OPA392YBJ、OPA2392、OPA4392 25
入力電圧
VCM 同相電圧範囲 V- V+ V
CMRR 同相除去比 (V-) < VCM < (V+) - 1.5V 75 120 dB
TA = –40℃～+125℃ 113
(V-) < VCM < (V+)、
TA = -40℃～+125℃(1)		 66 97
VS = 5.5V 88 111
入力容量
ZID 差動 1013 || 2.8 Ω || pF
ZICM 同相 1013 || 3.5 Ω || pF
開ループ ゲイン
AOL 開ループ電圧ゲイン VS = 5.5V (V-) + 50mV < VOUT <
(V+) - 50mV		 115 132 dB
(V-) + 100mV < VO <
(V+) - 100mV、RL = 2kΩ		 110 128
(V-) + 100mV < VOUT <
(V+) - 100mV、RL = 2kΩ、
TA = -40℃～+125℃(1)		 100
VS = 1.7V (V-) + 50mV < VOUT <
(V+) - 50mV、
VCM = (V+) - 1.15V		 106 124
(V-) + 100mV < VOUT <
(V+) - 100mV、RL = 2kΩ、
VCM = (V+) - 1.15V		 106 124
(V-) + 100mV < VOUT <
(V+) - 100mV、RL = 2kΩ、
VCM = (V+) - 1.15V、
TA = -40℃～+125℃(1)		 100
周波数応答
GBW ゲイン帯域幅積 AV = 1000V/V 13 MHz
SR スルー レート 4V ステップ、ゲイン = +1 立ち下がり 4.5 V/μs
立ち上がり 3.5
位相マージン CL = 100pF OPA392DBV、DCK、OPA2392DSG 45 °
OPA392YBJ、
OPA2392D、DGK、YBJ、
OPA4392		 35
tS セトリング時間 0.1% まで、2-V ステップ、ゲイン = +1 0.75 μs
0.01% まで、2-V ステップ、ゲイン = +1 1
過負荷回復時間 VIN × ゲイン > VS 0.45 μs
THD+N 全高調波歪み + ノイズ VOUT = 1VRMS、ゲイン = +1、f = 1kHz、
VCM = (V-) + 1.5V		 -112 dB
0.00025 %
出力
両方のレールからの電圧出力スイング VS = 1.7V 20 mV
RL = 2kΩ 30
VS = 5.5V 20
RL = 2kΩ 35
ISC 短絡電流 シンク、VS = 5.5V -55 mA
ソース、VS = 5.5V 65
RO オープン ループ出力インピーダンス f = 1MHz 120 Ω
電源
IQ アンプごとの静止電流 IO = 0 mA 1.22 1.4 mA
TA = -40℃～+125℃ (1) 1.5
シャットダウン (OPA392YBJ、OPA2392YBJ、OPA4392RTE のみ)
IQSD アンプごとの静止電流 すべてのアンプがディセーブル、EN = V- 6 µA
VIH High レベル入力電圧 アンプがイネーブル (V+) - 0.5 V
VIL Low レベル入力電圧 アンプがディセーブル (V-) + 0.5 V
tON アンプのイネーブル時間 G = 1、VOUT = 0.9 × VS/2、2 つのアンプがイネーブル 9.5 μs
tOFF アンプのディセーブル時間 G = 1、VOUT = 0.1 × VS/2、2 つのアンプがディセーブル 7.8 μs
EN ピン入力リーク電流 VIH = V+ 0.02 µA
VIL = V- 1
(1) 複数のロットにわたるデバイスの母集団ベンチ システムの測定から確立された仕様。