JAJSLZ3C July 2007 – December 2024 TRSF3221E
PRODUCTION DATA
TRSF3221E デバイスは 1 つのライン ドライバ、1 つのライン レシーバ、1 つのデュアル チャージ ポンプ回路で構成されており、±15kV のピン間 (シリアル ポート接続ピン、GND を含む) IEC ESD 保護機能を備えています。TRSF3221E は、非同期通信コントローラとシリアルポート コネクタの間の電気的インターフェイスとして機能します。チャージ ポンプと 4 つの小さな外付けコンデンサにより、3V~5.5V の単一電源で動作できます。TRSF3221E は最大 1Mbit/s のデータ信号速度、24V/μs~150V/μs のドライバ出力スルーレートで動作します。
シリアル ポートが使われていない際のパワー マネージメントを柔軟に制御できます。FORCEON が LOW かつ FORCEOFF が HIGH の場合、自動パワー ダウン機能が動作します。この動作モード中、TRSF3221E がレシーバ入力で有効な RS-232 信号を検出しない場合、ドライバ出力はディスエーブルになります。FORCEOFF を Low に設定しかつイネーブル (EN) 入力を High に設定すると、ドライバとレシーバはどちらもシャットダウンされ、消費電流は 1μA に減少します。シリアル ポートを切り離した場合、またはペリフェラル ドライバをオフにした場合、自動パワー ダウン状態になります。FORCEON と FORCEOFF を HIGH にすると、自動パワー ダウンを無効にできます。自動パワー ダウンが有効な場合、レシーバの入力に有効な信号が印加されると、デバイスは自動的にアクティブになります。INVALID 出力は、レシーバの入力に RS-232 信号が存在するかどうかをユーザーに通知します。INVALID は、レシーバの入力電圧が 2.7V を上回っている、または −2.7V を下回っている、あるいは −0.3V と 0.3V の間にあった期間が 30μs 未満である場合、HIGH (有効データ) になります。INVALID は、レシーバの入力電圧が 30μs を超えて -0.3V と 0.3V の間にある場合、Low (無効データ) になります。
レシーバの入力レベルについては、図 6-5 を参照してください。
| 部品番号 | パッケージ (1) | パッケージ サイズ(2) |
|---|---|---|
| TRSF3221E | DB (SSOP) | 6.2 mm × 5.3mm |
| PW (TSSOP) | 5 mm × 4.4mm | |
| RGT (VQFN) | 3 mm × 3mm | |
| SOT-23-THN (DYY) (16) | 4.2mm × 2mm |
論理図 (正論理)