JAJSRV0A June 2024 – May 2025 ADS8681W , ADS8685W , ADS8689W
PRODUCTION DATA
オプションとして、任意のデータ転送プロトコルで動作している際に、デバイスは SDO-x バス幅を 1 ビットから 2 ビット (デュアル SDO-x) に増やします。デフォルトのバス幅は 1 ビット (シングル SDO-x) です。デュアル SDO モードでデバイスを動作させるには、 SDO_CTL_REG レジスタの SDO1_CONFIG[1:0] ビットを 11b に設定します。このモードでは、ALARM/SDO-1/GPO ピンが SDO-1 として機能します。
デュアル SDO モードでは、SCLK 起動エッジごとに、2 ビットのデータが 2 つの SDO-x ピン (SDO-0 および SDO-1) で起動されます。図 6-30 および 図 6-31 に、デュアル SDO モードのタイミング図を示します。
図 6-30 標準 SPI タイミング プロトコル
図 6-31 標準 SPI タイミング プロトコルどのような特定の SPI プロトコルでも、デバイスはシングルおよびデュアル SDO モードで同じタイミング仕様に従っています。唯一の違いは、シングル SDO モードでは、同じ数のビットを出力するのにデバイスに必要な SCLK サイクルが半分になる点です。そのため、ADC の特定のサンプリング レートでは、必要な最小 SCLK 周波数が低下します。