JAJSRV0A June 2024 – May 2025 ADS8681W , ADS8685W , ADS8689W
PRODUCTION DATA
このデバイスは、ピンがアラーム機能用に構成されている場合に限り、ALARM/SDO-1/GPO ピンにアクティブ High の ALARM 出力を備えています。マルチファンクション ピンで ALARM 出力を有効にするには、SDO_CTL_REG レジスタの SDO1_CONFIG[1:0] ビットを 01b に設定します。
このデバイスには、入力アラームと AVDD アラームの 2 種類のアラーム機能があります。
アラーム機能をオンにすると、入力アラーム機能と AVDD アラーム機能の両方がデフォルトで有効になります。これらのアラーム機能は、RST_PWRCTL_REG レジスタの IN_AL_DIS ビットと VDD_AL_DIS ビットを (それぞれ) プログラムすることで選択的に無効化されます。
各アラーム (入力または AVDD) には、「アクティブ」アラーム フラグと「トリップ」アラーム フラグの 2 種類のアラーム フラグが関連付けられています。すべてのアラーム フラグは、ALARM_REG レジスタで読み取られます。両方のフラグは、関連付けられたアラームがトリガーされると設定されます。アクティブなアラームは、現在の ADC 変換の終了時にクリアされます (アラーム状態が続く場合は、再度設定されます)。しかし、トリップしたフラグは、ALARM_REG が読み出された後でのみクリアされます。
ALARM 出力フラグは、変換の終了時に内部で更新されます。これらの出力フラグは、ユーザーが開始した任意のデータ フレーム中に CONVST/CS 信号を Low レベルにして読み取られます。
ALARM 出力フラグを 3 通りの方法で読み取ります。これらのフラグは、ALARM 出力ピンを使用して、内部の ALARM レジスタを読み取るか、またはデータ出力に ALARM フラグを追加して読み取ります。
図 6-16 は、デバイス アラーム機能の機能ブロック図を示しています。
図 6-16 アラーム機能の回路図