JAJSRV0A June 2024 – May 2025 ADS8681W , ADS8685W , ADS8689W
PRODUCTION DATA
このデバイスには、デバイスとホスト コントローラの間で通信およびデータ転送を行うための multiSPI デジタル インターフェイスが搭載されています。multiSPI インターフェイスは、ホストがデバイスとの間でデータおよびコマンドを交換するために使用する多くのデータ転送プロトコルをサポートしています。ホストは標準 SPI モードのいずれかを使用してデータをデバイスに転送します。しかし、スループットとレイテンシに関するアプリケーション固有の要求を満たすために、データを出力するためのさまざまな構成が用意されています。これらのモードのデータ出力はホストまたはデバイスによって制御され、タイミングはシステム同期またはソース同期です。サポートされているデータ転送プロトコルの詳細については、「データ転送プロトコル」セクションを参照してください。
このセクションでは、デジタル インターフェイス モジュールの主要コンポーネントと、サポートされている構成およびプロトコルについて説明します。図 6-19 に示されているように、インターフェイス モジュールはシフト レジスタ (入力と出力の両方)、構成レジスタ、およびプロトコル ユニットで構成されます。特定のデータ フレーム中に、データはデバイスとの間で転送されます。その結果、ホストは常に 32 ビットの入出力シフト レジスタとしてデバイスを認識します。
図 6-19 デバイス インターフェイス モジュール「ピン構成および機能」セクションでは、インターフェイス ピンについて説明します。「データ転送フレーム」セクションでは、シフト レジスタ、SCLK カウンタ、コマンド プロセッサの機能について詳しく説明します。「データ転送フレーム」セクションでは、サポートされているプロトコルの詳細について説明します。「レジスタ マップ」セクションでは、構成レジスタとビット設定について説明します。