JAJSST7B January 2024 – September 2025 MCF8315C-Q1
PRODUCTION DATA
MCF8315C-Q1 は外部ウォッチドッグ機能を備えています。外部ウォッチドッグを有効化するには、EXT_WDT_EN ビットを 1b に設定する必要があります。この機能が有効化されている場合、本デバイスは、設定された期間、外部ウォッチドッグ入力からのティックル (EXT_WD ピンの Low から High への遷移、I2C モードで WATCHDOG_TICKLE を 1b に設定) を待機します。連続する 2 つのティックルの間隔が、設定された期間よりも長い場合、ウォッチドッグ フォルトがトリガされます。このフォルトは、EXT_WDT_FAULT_MODE を使って、通知のみのフォルトとラッチ フォルト (出力はハイ インピーダンス状態) のどちらかとして設定できます。ラッチ フォルトは、CLR_FLT に 1b を書き込むことでクリアできます。ウォッチドッグのタイムアウトが発生すると、WATCHDOG_FAULT ビットは 1b に設定されます。設定された期間が過ぎる前に次のティックルが受信されると、ウォッチドッグ タイマはリセットされ、次のティックルの待機が開始されます。この機能は、外部 MCU (外部ウォッチドッグ入力) の状態を継続的に監視し、外部 MCU がフォルト / ハング状態にある場合に MCF8315C-Q1 の出力をハイ インピーダンスにするために使用できます。
外部ウォッチドッグ入力は EXT_WDT_INPUT_MODE を使用して選択されます。外部ウォッチドッグ入力として、EXT_WD ピンと I2C インターフェイスのどちらかを使用できます。ウォッチドッグ フォルトをトリガする 2 つのティックルの間隔は、 EXT_WDT_CONFIG によって設定されます。EXT_WD ピンを使ったウォッチドッグの場合、4 つの時間 設定 - 100、200、500、1000 が選択できます。I2C を使ったウォッチドッグの場合、4 つの時間設定 (1、2、5、10 秒) が選択できます。