JAJSUO7I April 1978 – March 2025 NA556 , NE556 , SA556 , SE556
PRODUCTION DATA
図 6-3 に示すように、2 番目の抵抗 (RB) を 図 6-2 の回路に追加し、トリガ入力をスレッショルド入力に接続すると、タイマがセルフ トリガしてマルチバイブレータとして動作します。CT コンデンサは RA および RB 経由で充電され、RB 経由でのみ放電されます。したがって、デューティ サイクルは RA と RB の値によって制御されます。
この非安定接続により、CT コンデンサはスレッショルド電圧レベル
(≅ 0.67 × VCC) とトリガ電圧レベル (≅ 0.33 × VCC) の間で充電および放電されます。モノステーブル回路と同様に、充電時間と放電時間 (すなわち、周波数とデューティ サイクル) は電源電圧に依存しません。歪みを低減するには、最大周波数の 100kHz 以下で使用してください。より高い周波数での動作が必要な場合は、代わりに TLC556 LinCMOS™ タイマ の使用を検討してください。
| CONT 電圧をコンデンサでグランドにデカップリングすることで、動作を向上できます。アプリケーションに応じて再評価してください。 |
周期、周波数、ドライバ基準および波形基準のデューティ サイクルに関して、その他の有用な関係を以下に示します。