JAJSUO7I April 1978 – March 2025 NA556 , NE556 , SA556 , SE556
PRODUCTION DATA
モノステーブル動作で、いずれかのタイマを接続する方法を 図 6-2 に示します。出力が Low の場合、負方向のパルスをトリガ (TRIG) に印加すると、内部ラッチが設定されます。出力が High になると、放電ピン (DISCH) がオープン ドレインになります。CT コンデンサは、コンデンサの両端の電圧がスレッショルド (THRES) 入力のスレッショルド電圧に達するまで、RA 経由で充電されます。TRIG が High レベルに戻った場合、スレッショルド コンパレータの出力が内部ラッチをリセットします。出力が Low になると、放電ピンが Low になり、CT コンデンサが迅速に放電されます。
TRIG 電圧がトリガ スレッショルドを下回ると、モノステーブル動作が開始します。開始すると、タイミング インターバルの終了前に少なくとも にわたって TRIG が 10µs 以上 High である場合にのみ、シーケンスは終了します。トリガがグランドに接続されたとき、コンパレータの保存時間は 10µs にまで延ばすことができ、これにより 10µs に対する最小モノステーブル パルス幅が制限されます。出力パルス幅は、約 tw = 1.1 × RACT です。スレッショルド レベルと充電速度は、どちらも電源電圧 VCC に正比例します。そのため、時間間隔中に電源電圧が一定である限り、タイミング間隔は電源電圧に依存しません。モノステーブル アプリケーションでは、CONTに印加される電圧によってトリガ入力のトリップ ポイントを設定します。
タイミング インターバルの間に、RESET と TRIG に同時に負方向のトリガ パルスを印加すると、CT コンデンサが放電し、サイクルが再開され、リセット パルスの正のエッジから始まります。リセットパルスが Low である間、出力は Low に保持されます。誤トリガを防ぐため、RESET が Low にアサートされていない場合は、RESET を VCC に接続します。リセット機能が必要で、ピンが外部ロジックまたはマイクロコントローラによって駆動される場合は、リセット ピンがフローティングにならないように、VCC にプルアップ抵抗 (10kΩ など) を使用してください。リセット機能が必要ない場合は、リセットピンを直接 VCC ピンに短絡します。