JAJSV88A June 2024 – May 2025 LMX1860-SEP
PRODUCTION DATA
デバイスの電源を投入すると、パワーオン リセット (POR) により、すべてのレジスタがデフォルト状態にリセットされ、すべてのステート マシンおよび分周器がリセットされます。パワーオン RESET 状態では、すべての SYSREF 出力がディセーブルされ、すべての分周器がバイパスされて、デバイスは 4 出力バッファとして動作します。他のレジスタをプログラムする前に、電源レールの約 100µs の後を待ち、このリセットが完了したことを確認します。デバイス クロックが存在しないときにパワーオン リセットが発生した場合、デバイスは適切に機能しますが、入力クロックが挿入された後に電流が変化します。
SPI バス に RESET = 1 を書き込み、ソフトウェア パワーオン リセットを実行することも可能であり、一般的に適切な方法です。ユーザーが他のレジスタに書き込むと、リセット ビットは自動的にクリアされます。SPI バスを使用すると、これらの状態を目的の設定にオーバーライドできます。
デバイスには自動パワー オン リセットがありますが、特に強い入力クロック信号が存在する場合には、さまざまな電源ピンのさまざまなランプ レートの影響を受ける可能性があります。そのため、POR 後にソフトウェア リセットを行うことを推奨します。これは、RESET = 1 をプログラムすることで実行できます。リセット ビットは、他のレジスタをプログラムすることでも、0 にリセットすることでもクリアできます。許容される最大 SPI バス速度でも、ソフトウェア リセット イベントは次の SPI 書き込みより前に必ず完了します。