SPI に書き込む場合、他にも次のような考慮事項があります。
- R/W ビットを 0 に設定する必要があります。
- SDI ピンのデータは、SCK ピンの各立ち上がりエッジでシフト レジスタに取り込まれます。
- データをクロックするには、CS# を low に保持する必要があります。CS# が high に保持されている場合、デバイスはクロックパルスを無視します。
- このデバイスの推奨SPI設定は、CPOL = 0 および CPHA = 0 です。
- SCK ラインと SDI ラインがデバイス間で共有されている場合は、クロック供給しないデバイスについて CS# ラインを high に保持することを推奨します。
SPI 読み戻しには、他にもいくつかの考慮事項があります。
- R/W ビットを 1 に設定する必要があります。
- MUXOUT ピンは、トランザクションのアドレス部分にとって常に low です。
- MUXOUT のデータは、SCK の立ち下がりエッジでクロック アウトします。つまり、読み戻しデータは、クロックの立ち下がりエッジ後に MUXOUT ピン tCD で利用可能です。
- SDI ラインの遷移のデータ部分は、常に無視されます。
- MUXOUT ピンは、読み戻しトランザクションの完了後に自動的に tri 状態になることはありません。SPI バスの読み戻しピンを他のデバイスと共有する場合は、デバイスからのすべての読み戻しトランザクションが完了した後で MUXOUT_EN を 0 に設定して、手動で MUXOUT ピンを tri 状態にし、他のデバイスが読み戻しラインを制御できるようにします。
- R/W ビットについても、読み戻される値は必ずしも書き込まれる値ではなく、プログラムされた値やピンの状態など他の要因が考慮された内部デバイス状態です。