JAJSWO4 June 2025 DAC39RF20
ADVANCE INFORMATION
DAC デバイスでは、受信後にデータをデスクランブルするためのデータ デスクランブラが備わっています。スクランブルは、反復データストリームによる送信データのスペクトルピークの可能性を除くために使用されます。8b/10b エンコード モードではスクランブラは任意です。しかし、64b/66b エンコード モードでは、クロック リカバリとアダプティブ イコライゼーションのために十分なスペクトル コンテンツを確保することが必須です。8b/10b のスクランブラは、10 ビットエンコーディングの前に 8 ビットのオクテットをスクランブルし、64b/66b のスクランブラは、同期ヘッダー挿入 (66 ビット エンコーディング) の前に 64 ビットのブロックをスクランブルします。JESD204C レシーバは、デスクランブラを受信スクランブル データ ストリームと自動的に同期させます。8b/10b エンコードでは、初期レーン整列シーケンス (ILA) はスクランブルされません。デスクランブラは、8b/10b エンコード モードでは SCR を設定することによって有効化できますが、64b/66b モードでは自動的に有効になります。スクランブル多項式は、JESD204C 規格で定義されている 8b/10b エンコードと 64b/66b エンコード方式とは異なります。