JAJSWO4 June 2025 DAC39RF20
ADVANCE INFORMATION
各 DUC は、64 ビットの周波数と 16 ビットの位相ワードを持つ NCO を経由して、位相連続周波数ホッピングと位相コヒーレント周波数ホッピングを実行できる独自の NCO ブロックを備えています。NCO は、複素ミキシング操作に使用される複素連続波信号を提供します。NCO は、トーンを生成するために定入力を使用する DDS SPI モードでも使用できます。
周波数が (2*N - 1)/32 または (2*N+1)/64 (N は整数) に正確に設定されている場合、NCO の最悪ケースの SFDR < -96dBc です。その他の周波数では、最悪ケースの SFDR は < -105dBc です。
NCO 更新モードは、位相連続 (『位相連続 NCO 更新モード』を参照)、位相コヒーレント (『位相コヒーレント NCO 更新モード』を参照)、または位相同期 (『位相同期 NCO 更新モード』を参照) のいずれかです。単一の NCO 周波数のみが必要な場合 (周波数ホッピングなし) は、位相連続 NCO を選択します。
NCO 周波数は、標準 SPI インターフェイスまたは高速再構成インターフェイス (FRI) を介して NCO 周波数ワード レジスタ設定に書き込まれます。周波数の更新は、TRIG_TYPEn によって選択されたトリガ ソースによって 1 回トリガされます。使用可能なトリガ ソースは、SPI レジスタ、SYSREF 信号 (I 入力信号の LSB を同期信号に置き換える)、TRIG ピン、または FRCS の立ち上がりエッジ (FRI が使用されている場合) です。