PFIR フィルタは、他のデジタルロジック回路と同様に多くの電力を消散可能な大型のデジタルブロックです。PFIR の消費電力を低減するには、3 つの主な方法があります:
- 不要な係数をゼロにプログラムします。これにより、わずかな電力削減が可能になります(ゼロでない係数をすべて使用する場合と比較して)。
- PFIR_EN を、PFIR_MODE 設定で許可されているサポートされるチャネルの最大数より少ないチャネルが有効になるように設定します。例:PFIR_MODE = 3(最大4つの DUC をフィルタ処理可能)をセットしますが、PFIR_EN[3:0]= 0b0001 をセットします(DUC0 のみがフィルタ処理されます)
- PFIR_LEN=0 に設定して、有効な係数の数を半分にします。例:PFIR_MODE=3、LT=32x の場合、96 個のタップがサポートされますが、PFIR_LEN=0 の場合は、タップ数が半分になります(48 になります)。24 の係数を使用する任意のモードでは、この機能は使用できないことに注意してください。