JAJSWO4 June 2025 DAC39RF20
ADVANCE INFORMATION
デバイスにはクロックおよび SYSREF パスで複数の遅延があり、デバイスと SYSREF の整列に使用できます(図 7-9 を参照)。クロックパスには、プログラム可能な反転および微細な遅延調整 DADJがあり、TADJ レジスタ(SRCAL_EN = 0 の場合)または自動 SYSREF キャリブレーションエンジン(SRCAL_EN = 1 の場合)によって制御されます。SYSREF パスには、TSYSによって制御される遅延微調整 DSYS があります。TSYS の初期値は、TSYS レジスタ(SRCAL_EN= 0 または SRTRK_EN = 0)によって、次に自動 SYSREF キャリブレーションエンジン(SRCAL_EN=1 および SRTRK_EN=1の場合)によって制御されます。SRCAL_EN=1 の場合、自動 SYSREF キャリブレーションおよびトラッキング値はTADJ_CALおよびTSYS_CALレジスタから読み出すことができます。
遅延レジスタは、粗、中、微の 3 つの遅延フィールドで構成されています。各フィールドで、ゼロ値を指定すると遅延が最小になります。遅延範囲とステップの仕様を セクション 6.8 に示します。
| レジスタ ビット | 説明 |
|---|---|
| 18:14 | 32 ステップ粗遅延 |
| 13:10 | 13 ステップ中遅延 – 値 >12 は使用できません |
| 9:0 | 1024 ステップ微遅延 |