JAJUA29D December 2020 – October 2025
出力または入力トリガを構成するには、図 3-16 に示すように 「Pattern Settings」(パターン設定) ボタンをクリックします。このパネルでは、トリガ 1 と 2 の出力遅延と、トリガ入力 1 と 2 の入力遅延を選択できます。出力遅延は、DMD 上のパターンの開始時点から計算されます。
トリガ入力 1 と 2 は遅延できます。これにより、外部デバイスがトリガを実行した時点より後で実際の効果を持ちます。すべての信号は反転できます。
LED の制御も遅延可能です。これらの遅延は、DMD 上のパターンの開始時点から計算されます。LED 制御信号の反転ボックスをオンにすると、信号が反転し、立ち上がりエッジが立ち下がりエッジになり、立ち下がりエッジが立ち上がりエッジになります。
最小 LED パルス幅制御により、システムはより高いパターン速度を実現できます。照明変調によりパターン速度を高速化するには、使用している照明システムに固有の、最小 LED パルス幅を入力します。照明変調は 8 ビットのパターンで、1031Hz を超える速度で行われます。光源を変調して最短ビットを短くすることで、最大パターン速度が向上します。DLPC900 からの LED イネーブル信号を使用して、LED の照明変調を制御できます。
「DMD Active Blocks」(DMD アクティブ ブロック)機能を使用すると、DMD ブロックの一部だけをアクティブにし、選択されていないブロックのミラーをオフ状態に設定できます。このモードの使用例については、セクション 3.6.6 を参照してください。DMD ブロックの一部だけを動作させるときは、可能な限り多く、DMD アイドル モードをイネーブルします。たとえば、システムがアイドル状態のときに DMD アイドル モードをイネーブルします。また、アプリケーションで可能なら、露出と露出の間でもイネーブルします。露出パターンのシーケンスが停止しているときもイネーブルします。DMD アイドル モードをイネーブルするには、パターン シーケンスを停止する必要があります。パターン シーケンスを再開するには、DMD アイドル モードをディセーブルする必要があります。
DMD アイドル モード は、DMD ミラー アレイ全体で 50/50 のデューティ サイクルを実現します。このモードでは、ミラーの性能を最適化するために、ミラーのオンとオフの状態が切り替えられます。
[Image Compression] オプションを使用すると、パターン画像に使用する圧縮のタイプを制御できます。
これらの圧縮タイプの詳細については、『DLPC900 プログラマガイド』を参照してください。