JAJZ023C December 2021 – May 2025 AM2732 , AM2732-Q1
HWA の M1 + M2 メモリにまたがる EDMA 転送により、データが破壊される可能性がある
HWA の M1+M2 メモリ にまたがる EDMA 転送は、SoC からのエラー通知が行われずにデータを破壊する可能性があります。
TPTC IP 仕様によれば、TR はシングル ターゲットのエンド ポイントにアクセスすることになっています。HWA の M0/M1 メモリ バンクは、シングル ターゲット ポイント経由で利用可能であり、HWA の M2/M3 メモリ バンクは、別の (M0/M1 とは異なる) ターゲット ポイントとして利用できます。したがって、1 つの TR を使用して HWA の M1 メモリと M2 メモリにまたがるバッファ (つまり、2 つの異なるターゲット ポイントにまたがる 1 つのバッファ) にアクセスする場合、仕様には準拠していません。このエラッタは、この仕様要件を明確に示しています。
1 つの TR が M1+M2 にまたがらないように、アクセスを 2 つの TR に分割します。2 つの TR はチェーン接続できます。