JAJZ032D July 2023 – November 2025 MSPM0G1105 , MSPM0G1106 , MSPM0G1107 , MSPM0G1505 , MSPM0G1506 , MSPM0G1507 , MSPM0G3105 , MSPM0G3105-Q1 , MSPM0G3106 , MSPM0G3106-Q1 , MSPM0G3107 , MSPM0G3107-Q1 , MSPM0G3505 , MSPM0G3505-Q1 , MSPM0G3506 , MSPM0G3506-Q1 , MSPM0G3507 , MSPM0G3507-Q1
UART モジュール
機能
UART 受信タイムアウトが、STOP ビット転送中に、予期したタイミングよりも早くカウントを開始する
STOP ビット転送時に、受信タイムアウトが STOP ビット転送の途中でカウントを開始する場合があります。その結果、RXTOSEL の設定値が小さすぎる場合、意図しない RTOUT 割り込みが発生する可能性があります。たとえば、ボーレートが 1Mbps で、RXTOSEL が 1 に設定されている場合、想定される RTOUT は STOP ビット転送の 1µs 後に発生するはずですが、実際には RTOUT 割り込みが 0.5µs で設定されます。
UART.IFLS.RXTOSEL レジスタは、受信タイムアウト (RTOUT) 割り込みが発生するまでのビット時間を選択します。早期割り込みを防止するには、RXTOSEL の値を 1 より大きくする必要があります。受信タイムアウト時間は次のように計算できます。受信タイムアウト = (RXTOSEL - 0.5) / ボーレート