世界中でより強力なコミュニティを築く:社会貢献への長年の取り組みを守り続ける TI 従業員たち
学生向けのメンター制度から緊急支援まで、TI のボランティアは自らが暮らし働くコミュニティーの発展に力を注いでいます
TI の創業者たちは、「強い企業は強いコミュニティを生み、強いコミュニティは強い企業を支える」と信じていました。それから 90 年以上経った今でも、世界中の TI 従業員は、自らが暮らし働くコミュニティおける重要なニーズを特定し、それに応えることで、社会貢献の精神を守り続けています。
アナログ設計管理者の Stefan Dannenberger にとって、社会貢献とは、ノルウェーの生徒たちが数学と科学の能力を伸ばし、コーディング、ロボティクス、エレクトロニクス分野の最先端を走り続けられるよう支援することです。「ノルウェーでは、学校のカリキュラムでは対応できないほどのスピードで、テクノロジーが進歩しています」と Stefan は語ります。
2017 年以来、Stefan はオスロを拠点とする非営利団体「Teach Kids Code」と協力し、教育現場と急速に進化する技術とのギャップを埋める取り組みを続けています。当初は故郷コルボットンにある同団体の支部で唯一のボランティアとして活動していましたが、現在では他の地元参加者と共に活動を主導し、約 40 人の生徒のコーディング スキル向上を支援しています。
Stefan は次のように述べています。「生徒の多くがコーディング コンテストで成果を上げており、こうした若きイノベーターたちをとても誇りに思っています。私たちは、子供たちが創意工夫を活かして、何かの役に立つだけでなく、面白くて楽しいものを作り出せるよう支援しています。そして、同年代の仲間と出会い、アイデアを共有し、友情を育む場を提供しています。」
Stefan は、ノルウェーの「Teach Kids Code」を通じて、子供たちに STEAM 学習への情熱を育んでもらうためのボランティア活動をしています
Stefan の活動に影響を受け、ノルウェーの TI 従業員の間では、Teach Kids Code でのボランティア活動に参加する人が増えています。オスロをはじめとする各地で、ワークショップの運営、コンテストの審査、コーディング教室の指導に多くの TI 従業員が携わっています。「互いに助け合い、知識を共有すれば、より高い目標を達成し、強力なコミュニティを共に築くことができると強く信じています」と Stefan は語ります。
TI 従業員による取り組みが、世界各地のコミュニティに前向きな変化を生み出す
Stefan の献身的な活動は、地域コミュニティでのボランティア活動を通して前向きな変化を生み出そうとする、世界中の TI 従業員たちの取り組みを象徴するものです。TI の世界各地の拠点には、従業員が主体となって運営する地域貢献チームが 20 以上存在します。
Erin Zhou にとって、上海を拠点とする TI の地域貢献チームへの参加は、社会貢献できる貴重な機会でした。恵まれない学生の支援を重視する非営利団体「Stepping Stones」と協力して、Erin は地域の移民家族の子供たち向けに授業やアクティビティを企画し、同僚にもボランティア活動への参加を積極的に呼びかけています。
Erin は次のように述べています。「移民の子供たちは、質の高い教育を受けられない傾向があります。中には優れた才能があり、科学やテクノロジーに強い関心を持つ子供もいますが、特に STEM(科学、技術、工学、数学)分野では学習機会が限られています。これは、私たちが望むコミュニティの姿ではありません。」
上海の TI オフィスで、Erin Zhou が来訪した学生に英語のアルファベットを教える様子
グローバルな視点で地域に影響を与える
Stefan と Erin は、TI の世界各地の拠点で強力なコミュニティづくりに尽力する、多数の TI 従業員のうちの 2 人にすぎません。2025 年上半期、TI のボランティア グループは次のような取り組みを行いました。
- 米国各地で教育支援や社会サービスのプログラムを支援。サンフランシスコのベイエリアでは、TI 従業員が放課後プログラムを立ち上げ、学習の機会に恵まれない地域の学生に STEM 教育を実施しました。北テキサスでは、TI のボランティアが United Way of Metropolitan Dallas と協力して、障がい者向けの宿泊施設の建設、困窮家庭への食料配布、都市部での植樹、小学生への学習指導を行いました。ユタ州では、TI 従業員が立ち上げを支援した United Way のコミュニティ センターで、幼児教育、読み書き学習、STEM 教育といったプログラムを提供する予定です。
- ドイツで STEM と環境生態系への関心を高める活動を実施。ニューロダイバーシティ特性があり、特別な教育支援を必要とする学生が STEM 科目に興味を持てるよう、TI のボランティアは触れて学べるコーディング アクティビティを実施しました。さらに、環境意識を高めるために「昆虫ホテル」を作り、最初の住人としてマルハナバチを迎え入れました。
- 台湾で子供たちが夢を描けるよう支援。TI のボランティアは非営利団体「Design for Change Taiwan」と協力して、地元の小学校にビジョン ボード プログラムを導入しました。これにより、65 人の生徒が個々の才能を発見し、夢への第一歩を踏み出せるよう支援しました。
台湾では、TI のボランティアがビジョン ボード ワークショップを主導し、学生が自らの可能性を探り、将来に向けた計画を立てられるよう支援しました
- マレーシアで河川エリアを修復および保全。TI のボランティアは、クアラルンプールのタマン メラワティ リバー スリー パークで行われた修復プログラムに参加し、花粉を運ぶ生物に優しい花を植え、マルチング用に枯葉を集め、雨水の排水溝を作り、幹線道路と河川周辺のごみ清掃を行いました。
- フィリピンで地域の福祉と自立を促進。バギオとクラークの TI 拠点付近では、TI のボランティアが菜園に苗を植え、雨水貯留システムを設置し、コミュニティが食料や清潔な水を入手しやすくしました。さらに、地域住民に家庭菜園と収穫のスキルを教えるトレーニングも実施しました。
- メキシコで子供たちのためにより良い学習環境を整備。TI のボランティアは、アグアスカリエンテス州クアウテモックにある学校の図書館の塗装と清掃を行い、生徒がより快適に読書や学習を楽しめる環境を整えました。
- インドで洪水からの復興と公衆衛生の向上を支援。2 月には、インド北東部アッサム州で洪水被害を受けた家庭に緊急シェルター キットを配布できるよう、TI は資金提供を行いました。生活空間の修復に必要な資材を含むこのキットは、300 世帯以上に配布されました。また、インドの学校における公衆衛生プロジェクトを支援し、より健康的な学習環境を整えるために、衛生設備の改善と浄水システムの設置を行いました。
TI のボランティアが建設した新しい衛生設備により、インドの小学校では生徒と職員がより健康的な環境で過ごせるようになりました
TI 財団の執行役員兼 TI の寄付とボランティア活動担当取締役を務める Andy Smith にとって、2025 年における当社のグローバルなボランティア活動は、TI が長年にわたって取り組んできた社会貢献を象徴するものです。Andy は次のように述べています。「社会貢献は常に TI の根幹を成すものであり、それは私たちが暮らし働くコミュニティを強くすることを意味します。歴代のリーダーはこの取り組みを大切にしてきました。そして今日の従業員もこの意義ある伝統を引き継ぎ、世界中のコミュニティに持続的な変化をもたらすために、時間、スキル、エネルギーを注いでいます。当社の活動は今後何年にもわたって波及し、人々の生活に影響を与え続けるでしょう。」