カスタム・リール、カット済みテープ、チューブ、トレイの間にはどのような違いがありますか?

カスタム・リールとは、連続した特定の長さを、1 本のリールからカットした (切り出した) テープのことです。この結果、ご注文の正確な数量をプラスチック製リールに取り付けた形態で、ロットと日付コードのトレーサビリティを維持できます。真鍮製のスペーサー (長さ 22mm) を使用して、カット済みテープの両側に、1 本の黒い 18 インチ (45cm) フラット・リーダー (先行) テープと、1 本の黒い 18 インチ (45cm) フラット・トレーラ (後続) テープを取り付けた状態であり、スプロケット用の穴も位置合わせ済みです。    このような最終形態のテープを、EIA (電子工業会) の各種規格に従ってプラスチック製リールに再度巻き付けてあります。このようなテープつなぎ合わせ (スプライシング) 動作を通じて、自動型の基板アセンブリ機器にリールを直接供給することができます。 

カスタム・リールをご注文になった後、技術的な理由で処理を進めることができない場合、TI からお客様にご連絡を差し上げます。カスタム・リールごとにサービス料金が請求され、合計コストの一部として取り扱われます。 

カット・テープとは、リールから切り離した一定の長さのテープのことです。カット済みテープをご注文になった場合、TI は複数のカット済みテープを組み合わせるか、個別の部品を取り付ける形でお客様のご注文数量に合わせ、ESD (静電気防止) 袋または MBB (Metal Blended Bag、帯電防止袋) に梱包して出荷することがあります。  

チューブ内梱包デバイスやトレイ内梱包デバイスはたいていの場合、サンプル・ボックス内、または利用可能な状況ではチューブまたはトレイ内に梱包した形態で出荷します。

すべての部品は、TI が定める ESD (静電気放電) 保護と MSL (湿度感度レベル) 保護の要件に従って梱包してあります。

カスタム リールを注文する方法については、こちらのビデオをご覧ください

 

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