LMX2615-SP
- 放射仕様
- シングル・イベント・ラッチアップ耐性: 120MeV-cm2/mg超
- 総照射線量耐性=100krad (Si)
- 出力周波数: 40MHz~15GHz
- 位相ノイズ:–110dBc/Hz (100kHzオフセット、15GHzキャリア)
- 8GHzで45fsのRMSジッタ(100Hz~100MHz)
- プログラマブル出力
- 主なPLL仕様
- 性能指数:–236dBc/Hz
- 正規化1/fノイズ:–129dBc/Hz
- 最高200MHzの位相検出周波数
- 複数デバイスでの出力位相の同期
- 分解能9psのプログラマブル遅延によるSYSREFサポート
- 3.3V単一電源で動作
- 71の事前選択ピン・モード
- 11×11mm²の64リードCQFPセラミック・パッケージ
- 動作温度範囲: -55℃~+125℃
- PLLatinum Sim設計ツール対応
LMX2615-SPは、電圧制御発振器(VCO)と電圧レギュレータを内蔵した高性能・広帯域の位相同期ループ(PLL)であり、ダブラーなしで40MHz~15GHzのあらゆる周波数を出力できることから、1/2低調波フィルタが不要になります。搭載されているVCOは、1オクターブの範囲をカバーしているため、最低40MHzまでの周波数を出力できます。-236dBc/Hzという性能指数を持つ高性能PLLと高い位相検出周波数により、帯域内ノイズと積分ジッタを非常に低く抑えることができます。
LMX2615-SPでは、複数のデバイスの出力を同期することが可能です。このため、フラクショナル・エンジンまたは出力デバイダを使用した場合を含め、あらゆる利用ケースでデバイスから決定性位相を取得できます。SYSREF (JESD204B規格準拠)の生成および反復もサポートしているため、高速データ・コンバータに最適な低ノイズ・クロック・ソースとなっています。
LMX2615-SPは、テキサス・インスツルメンツの高度なBiCMOSプロセスで製造され、64ピンのCQFPセラミック・パッケージで供給されます。
技術資料
= TI が選定したこの製品の主要ドキュメント
結果が見つかりませんでした。検索条件をクリアして、もう一度検索を行ってください。
11 をすべて表示 種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |
---|---|---|---|---|
* | データシート | LMX2615-SP 航空空宙グレード40MHz~15GHz広帯域シンセサイザ、位相同期/JESD204B対応 データシート (Rev. C 翻訳版) | 最新の英語版をダウンロード (Rev.D) | 2018年 11月 19日 |
* | SMD | LMX2615-SP SMD 5962-17236 | 2020年 5月 19日 | |
* | 放射線と信頼性レポート | LMX2615-SP Enhanced Low Dose Rate Sensitivity (ELDRS) Characterization Radiation | 2019年 8月 30日 | |
* | 放射線と信頼性レポート | Single Event Effect Report: LMX2615-SP 40MHz to 15 GHz Wideband Synthesizer | 2019年 8月 30日 | |
セレクション・ガイド | TI Space Products (Rev. I) | 2022年 3月 3日 | ||
アプリケーション・ノート | Streamline RF Synthesizer VCO Calibration and Optimize PLL Lock Time (Rev. A) | 2021年 8月 27日 | ||
アプリケーション・ノート | Heavy Ion Orbital Environment Single-Event Effects Estimations | 2020年 5月 18日 | ||
技術記事 | Why component integration carries weight for space-based PLL synthesizers | 2020年 2月 10日 | ||
アプリケーション・ノート | Single-Event Effects Confidence Interval Calculations | 2020年 1月 14日 | ||
その他の技術資料 | TI Engineering Evaluation Units vs. MIL-PRF-38535 QML Class V Processing | 2019年 6月 17日 | ||
e-Book(PDF) | Radiation Handbook for Electronics (Rev. A) | 2019年 5月 21日 |
設計および開発
追加の事項や他のリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックすると、詳細ページを表示できます。
評価ボード
LMX2615EVM-CVAL — 宇宙グレード・シンセサイザの評価基板
LMX2615EVM-CVAL 評価基板 (EVM) は、LMX2615-SP 製品を評価するための設計を採用しています。組み立て済み PCB を採用しており、Reference Pro を使用してボードのプログラム (書き込み) を行うほか、100MHz の入力リファレンスも搭載しています。この基板は、LMX2615W-MPR のエンジニアリング・サンプル (量産開始前) を使用して組み立てたもので、その目的は、すべての主な電気的仕様と宇宙レベルのデバイス (5962R1723601VXC) (...)
設計ツール
CLOCK-TREE-ARCHITECT — Clock tree architect プログラミング・ソフトウェア
Clock tree architect はクロック・ツリーの合成ツールであり、開発中システムの要件に基づいてクロック・ツリー・ソリューションを生成する方法で、お客様の設計プロセスの効率化に貢献します。このツールは、多様なクロック供給製品を収録した包括的なデータベースからデータを抽出し、システム・レベルのマルチチップ・クロック供給ソリューションを生成します。
パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
---|---|---|
CFP (HBD) | 64 | オプションの表示 |
購入と品質
記載されている情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL rating / リフローピーク温度
- MTBF/FIT 推定値
- 原材料組成
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果