DAC3162EVM の特徴
DAC3162EVM に関する概要
DAC3162EVM は、デュアルチャネル、12 ビット、500MSPS の D/A コンバータ (DAC) である TI の DAC3162 の性能を評価するための回路基板です。この DAC は 12 バイト幅の DDR LVDS データ入力を採用しているほか、消費電力、サイズ、待ち時間が非常に小さいという特長があります。この評価基板 (EVM) は、DAC3162 をテストするためのフレキシブルな環境を提供します。DAC から RF への I/Q 出力のアップコンバートを目的とする、350MHz ~ 4.0GHz の直交変調器であるダイレクト RF である TRF370333 をテストの際に使用することも、使用しないことも可能です。
この評価基板 (EVM) を TSW3100 パターン・ジェネレータ・カードと組み合わせて使用すると、幅広いテストを実行できます。TSW3100 は、テスト・パターンを生成します。このテスト・パターンを、LVDS ポート経由で DAC3162 に供給します。DAC3162EVM はクロック・チップ CDCP1803 を搭載しており、このチップを使用すると、TSW3100 ボードを DAC3162EVM に同期させることができます。