TIEVM-VIENNARECT の特徴
ハードウェアの特長
- HSEC180 controlCARD を接続するためのインターフェイス付き EVM
- 98% 超のピーク効率
- 最大負荷、低ライン電圧時に 2% 未満の THD
- 最大 2.4KW、3 相 400Vac VL-L 入力
- ハードウェア・ファイルは、デジタル電源 SDK の solutions フォルダ内に格納済み (C2000Ware_DigitalPower_INSTALL_PATH>\solutions\tidm_1000\f2838x)
ソフトウェアの特長
- Code Composer Studio – TI のマイコンと組込みプロセッサ向けの統合開発環境 (IDE)
- C2000WARE-DIGITALPOWER-SDK - 複数のアプリケーション・ライブラリ、この EVM 向けのファームウェア、C2000 マイコン (MCU) 向けのデバイス・ドライバとサンプル・プロジェクトを収録
- 制御動作は、メインの C28x CPU または CLA で実行可能
- powerSUITE のツールである Solution Adapter (ソリューション・アダプタ)、SFRA (ソフトウェア周波数応答アナライザ)、Compensation Designer (補償設計機能) を使用した、ソフトウェアの容易な適応とカスタム電力段のチューニング
- SFRA (ソフトウェア周波数応答アナライザ) により、設計した制御ループの回路内検証が可能
- リファレンス・ハードウェアまたはソフトウェアに関する技術サポートを活用するには、TI C2000 E2E Community Forum (英語) に質問を投稿してください
付属品
- Vienna 整流器ベース・ボード
- TMDSCNCD28379D controlCARD
- TMDSCNCD280049C controlCARD
- TMDSCNCD28388D controlCARD
TIEVM-VIENNARECT に関する概要
Vienna 整流器を使用する電源トポロジは、電気自動車 (EV) のオフボード・チャージャや通信整流器などの大電力 3 相力率補正 (AC/DC) アプリケーションで使用されています。 このデザインは、C2000™ マイコン (MCU) を使用して電力段を制御する方法を示します。このデザインは、HSEC180 controlCARD インターフェイスを採用しています。ほかに、ソフトウェアは F2837x または F2838x と F28004x シリーズの各マイコン (MCU) をサポートしています。
電気自動車アプリケーション向けに C2000 マイコンが提供する機能
電気自動車アプリケーション向けに C2000 マイコンが提供する機能
詳細はこちら
ステップ 1：Vienna 整流器をベースとする 3 相力率補正の評価基板と controlCARDS を購入ステップ 2：TI Code Composer Studio とデジタル電源 SDK のダウンロードとインストール
ステップ 3：ユーザーズ・ガイド (英語) の説明に従い、この EVM に対応するすべての HW ファイルと SW ファイルを格納している DIGITAL-POWER-SDK のインストール・ディレクトリ (\C2000Ware_DigitalPower_SDK_<version>\solutions\tidm_1000) に移動する