TMDXIDDK379D の特徴
- DesignDRIVE の高速電流ループをサポート
- DesignDRIVE の Position Manager テクノロジーをサポート - EnDat22、BiSS-C、Tamagawa (多摩川精機) T-format、SIN/COS、リゾルバ・エンコーダとインクリメンタル・エンコーダ
- EtherCAT™ スレーブ・スタック・ソリューションと TMDSCNCD28388D または TMDSECATCNCD379D controlCARD のアップグレード、さらに複数のリアルタイム・イーサネット・プロトコル向けの拡張サポート
- 強化絶縁型デルタ・シグマ変調器 ADC、ホール / フラックスゲート・センサ、シャント抵抗を使用した電流センスをサポート
- パワー・モジュール、DC リンク電源と、制御回路向けDC バイアス電源を統合 - 単一の AC 電力ラインに接続するだけで動作
- 高温側と低温側どちらかの電源プレーンに合わせたデジタル制御回路 (C2000 マイコン) の構成が可能
- ハードウェア・ファイルとソフトウェア・ファイルは C2000Ware モーター制御 SDK の一部として配置
- F2837x (付属)、F2838x、F28004x、F28002x の各シリーズに属する HSEC ベースの各種 controlCARD をサポート
製品内容
- アルミニウム製ヒートシンク取り付け済みの IDDK EVM
- TMDSCNCD28379D controlCARD (Delfino F28379D マイコン搭載)
- USB-A から USB Mini-B への変換
TMDXIDDK379D に関する概要
DesignDRIVE 開発キット (IDDK) ハードウェアを採用すると、高電圧 3 相モーターを駆動する電力段全体を搭載した統合型サーボ・ドライブを設計し、位置フィードバック、電流センシング、制御トポロジーに関する多様な評価を容易に実施することができます。
C2000™ マイコン (MCU) は、8 個のデルタ・シグマ Sinc フィルタ、4 個の 16 ビットまたは 12 ビット ADC、複数のウィンドウ・コンパレータなどのセンシング・ペリフェラルを搭載しており、DesignDRIVE キットは、シャント、フラックスゲート / ホール、デルタ・シグマの各電流センス方式を同時にサポートします。位置フィードバックの目的で、このキットは C2000 マイコンに統合済みの Position Manager ソリューションを活用して、EnDat、BiSS、T-format、インクリメンタル・エンコーダ、加えて SINCOS とリゾルバのアナログ・センサをサポートしています。さらに、高電圧絶縁バリアのどちらにもマイコンを配置できる多様な構成オプションも利用可能です。IDDK は単一の 110V / 220V AC 電力線からの給電で最大 8A を供給するほか、最大 1 馬力(hp)のモーターの駆動が可能です。DesignDRIVE ソフトウェアは、C2000Ware モーター制御 SDK によってサポートされています。評価と開発をすぐに開始できるように、この SDK には、高速電流ループ、速度ループと位置ループのサンプル、Position Manager ソリューションと多くの電流センサ向けのドライバが付属しています。
各種 DesignDRIVE プロジェクトを実行するには、高電圧の永久磁石同期モーター (PMSM) が必須であることに注意してください。
設計を開始
ステップ 1:産業用モーター制御向けの DesignDRIVE 開発キットを購入
ステップ 2:モーター制御 SDK ソフトウェアのダウンロードとインストール
ステップ 3:トレーニング・ビデオ (英語) を視聴してリファレンス・デザインに関する理解を深め、その後、ユーザーズ・ガイド (英語) の説明に従います。