JAJSCQ8D November 2016 – December 2022 ISO1540-Q1 , ISO1541-Q1
PRODUCTION DATA
ISO1540-Q1 および ISO1541-Q1 デバイスは、低消費電力の双方向アイソレータで、I2C インターフェイスと互換性があります。これらのデバイスにはロジック入力および出力バッファがあり、二酸化ケイ素 (SiO2) バリアを使用したテキサス・インスツルメンツの容量性絶縁テクノロジによって分離されています。これらのデバイスは、絶縁型電源と組み合わせて使用することで、高電圧を遮断し、グランドを絶縁し、ノイズ電流がローカル・グランドに入り込んでノイズに敏感な回路に干渉したり損傷を与えたりすることを防止します。
この絶縁テクノロジにより、フォトカプラと比較して機能、性能、サイズ、消費電力が優れています。ISO1540-Q1 および ISO1541-Q1 デバイスにより、小さなフォーム・ファクタ内に、完全に絶縁された I2C インターフェイスを実装できます。
ISO1540-Q1 にはクロックおよびデータ・ライン用の 2 つの絶縁された双方向チャネルがあり、ISO1541-Q1 には双方向のデータ・チャネルと単方向のクロック・チャネルがあります。ISO1541-Q1 は 1 つのコントローラを持つアプリケーションに、ISO1540-Q1 は複数のコントローラを持つアプリケーションに適しています。ターゲットによるクロックのストレッチが可能なアプリケーションでは、ISO1540-Q1 デバイスを使用する必要があります。
絶縁された双方向通信は、これらのデバイス内で、サイド 1 の Low レベル出力電圧を、サイド 1 の High レベル入力電圧より高い値にオフセットすることによって行われるため、標準のデジタル・アイソレータで発生するような内部的なロジック・ラッチを防止できます。
部品番号 | パッケージ | 本体サイズ (公称) |
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ISO1540-Q1 ISO1541-Q1 | SOIC (8) | 4.90mm × 3.91mm |