以下の手順に従って、安定した制御ループの補償部品を選択します。
- 60kHz に規定された開ループ・ゲイン・クロスオーバー周波数 fC に基づき、実効出力容量を 130μF と仮定して、Equation43 を使用して RCOMP1 を計算します。20kΩ の RCOMP1 を選択します。
Equation43. ![GUID-77450265-4D0C-4744-A329-8A7ACC46F4D0-low.gif](/ods/images/JAJSOF4/GUID-77450265-4D0C-4744-A329-8A7ACC46F4D0-low.gif)
- CCOMP1 を計算して、(1) クロスオーバー周波数の 1/10 または (2) 負荷ポールのうち、大きいほうにゼロを作成します。1nF の CCOMP1 コンデンサを選択します。
Equation44. ![GUID-7E8C2EDC-C6BD-4512-8DFF-7BC712F25366-low.gif](/ods/images/JAJSOF4/GUID-7E8C2EDC-C6BD-4512-8DFF-7BC712F25366-low.gif)
- CHF1 を計算して、ESR ゼロの位置にポールを作成し、COMP における高周波ノイズを減衰させます。15pF の CHF1 コンデンサを選択します。
Equation45. ![GUID-50A247B8-51E8-40F6-96AA-1EFAF1D334C4-low.gif](/ods/images/JAJSOF4/GUID-50A247B8-51E8-40F6-96AA-1EFAF1D334C4-low.gif)
注: 高い RCOMP と低い CCOMP 値で高速ループを設定して、ドロップアウト状態の動作から復帰するときの応答を改善します。