JAJSC04M december   2013  – may 2023 LSF0108

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 概要
  5. 改訂履歴
  6. ピン構成および機能
  7. 仕様
    1. 6.1 絶対最大定格
    2. 6.2 ESD 定格
    3. 6.3 推奨動作条件
    4. 6.4 熱に関する情報
    5. 6.5 電気的特性
    6. 6.6 スイッチング特性 (降圧変換)
    7. 6.7 スイッチング特性 (昇圧変換)
    8. 6.8 代表的特性
  8. パラメータ測定情報
  9. 詳細説明
    1. 8.1 概要
    2. 8.2 機能ブロック図
    3. 8.3 機能説明
      1. 8.3.1 自動双方向電圧変換
      2. 8.3.2 出力イネーブル
    4. 8.4 デバイスの機能モード
      1. 8.4.1 昇圧および降圧変換
        1. 8.4.1.1 昇圧変換
        2. 8.4.1.2 降圧変換
  10. アプリケーションと実装
    1. 9.1 アプリケーション情報
    2. 9.2 代表的なアプリケーション
      1. 9.2.1 オープン・ドレイン・インターフェイス (I2C、PMBus、SMBus、GPIO)
        1. 9.2.1.1 設計要件
          1. 9.2.1.1.1 イネーブル、ディセーブル、およびリファレンス電圧のガイドライン
          2. 9.2.1.1.2 バイアス回路
        2. 9.2.1.2 詳細な設計手順
          1. 9.2.1.2.1 双方向変換
          2. 9.2.1.2.2 プルアップ抵抗の値設定
        3. 9.2.1.3 アプリケーション曲線
      2. 9.2.2 混合モード電圧変換
      3. 9.2.3 単一電源変換
      4. 9.2.4 Vref_B < Vref_A + 0.8V の電圧変換
  11. 10電源に関する推奨事項
  12. 11レイアウト
    1. 11.1 レイアウトのガイドライン
    2. 11.2 レイアウト例
  13. 12デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 12.1 関連資料
    2. 12.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 12.3 サポート・リソース
    4. 12.4 商標
    5. 12.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 12.6 用語集
  14. 13メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

出力イネーブル

I/O ピンをイネーブルにするには、動作中に EN 入力を Vref_B に直接接続し、両方のピンをバイアス抵抗 (通常 200kΩ) を介してハイサイド (VCCB) にプルアップする必要があります。電源投入時、電源切断時、または動作中にハイ・インピーダンス状態にするには、EN ピンを Low にする必要があります。EN ピンは常に Vref_B ピンに直接接続する必要があり、プルアップ抵抗を使用せずにオープン・ドレイン・ドライバでディセーブルすることを推奨します。これにより、Vref_B で EN 入力を調整し、チャネルをバイアスして適切な変換を行うことが可能になります。デバイスで安定した電源を供給するには、Vref_B にフィルタ・コンデンサを使用することを推奨します。

GUID-20221006-SS0I-GKJG-5LHQ-6KP3NRBHJ4ZW-low.svg図 8-1 イネーブル・ピンを Vref_B に直接接続およびバイアス抵抗を介して VCCB に接続

オープン・ドレイン I/O デバイスの電源電圧には、LSF に使用される電源と異なるものを使用でき、動作に影響を与えません。イネーブル・ピンの使用方法の詳細については、『LSF ファミリでのイネーブル・ピンの使用』ビデオを参照してください。

表 8-1 イネーブル・ピンの機能表
入力 EN(1) ピンデータ・ポートの状態
Vref_B に直接接続An = Bn
Lハイ・インピーダンス
EN は Vref_B ロジック・レベルで制御されます。