JAJSI74E November   2019  – January 2022 TLV9351 , TLV9352 , TLV9354

PRODUCTION DATA  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. 改訂履歴
  5. ピン構成および機能
  6. 仕様
    1. 6.1 絶対最大定格
    2. 6.2 ESD 定格
    3. 6.3 推奨動作条件
    4. 6.4 シングル・チャネルの熱に関する情報
    5. 6.5 デュアル・チャネルの熱に関する情報
    6. 6.6 クワッド・チャネルの熱に関する情報
    7. 6.7 電気的特性
      1.      14
    8. 6.8 標準的特性
  7. 詳細説明
    1. 7.1 概要
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1 入力保護回路
      2. 7.3.2 EMI 除去
      3. 7.3.3 位相反転の防止
      4. 7.3.4 過熱保護動作
      5. 7.3.5 容量性負荷および安定度
      6. 7.3.6 同相電圧範囲
      7. 7.3.7 電気的オーバーストレス
      8. 7.3.8 過負荷からの回復
      9. 7.3.9 代表的な仕様と分布
    4. 7.4 デバイスの機能モード
  8. アプリケーション情報に関する免責事項
    1. 8.1 アプリケーション情報
    2. 8.2 代表的なアプリケーション
      1. 8.2.1 高電圧高精度コンパレータ
        1. 8.2.1.1 設計要件
        2. 8.2.1.2 詳細な設計手順
        3. 8.2.1.3 アプリケーション曲線
  9. 電源に関する推奨事項
  10. 10レイアウト
    1. 10.1 レイアウトのガイドライン
    2. 10.2 レイアウト例
  11. 11デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 11.1 デバイスのサポート
      1. 11.1.1 開発サポート
        1. 11.1.1.1 TINA-TI (無料のダウンロード・ソフトウェア)
        2. 11.1.1.2 TI Precision Designs
    2. 11.2 ドキュメントのサポート
      1. 11.2.1 関連資料
    3. 11.3 Receiving Notification of Documentation Updates
    4. 11.4 サポート・リソース
    5. 11.5 商標
    6. 11.6 Electrostatic Discharge Caution
    7. 11.7 Glossary
  12. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

高電圧高精度コンパレータ

各種のシステムにおいて、堅牢な動作を保証するため、多数のシステム・ノード間にわたって制御された電圧が必要です。コンパレータを使用して、リファレンス・スレッショルド電圧を入力電圧と比較し、入力がこのスレッショルドを超えたときに出力を供給することで、電圧の監視と制御を行うことができます。

TLV935x ファミリのオペアンプは、MUX 対応の入力段により、優れた高電圧コンパレータになります (「入力保護回路」セクションを参照)。前世代の高電圧オペアンプは多くの場合、入力の両端でバック・ツー・バック・ダイオードを使用してオペアンプの損傷を防止しますが、この方法ではオペアンプをコンパレータとして使用する能力が大幅に制限されます。TLV935x の特許取得の入力段では、デバイスが入力間で広い差動電圧を使用できます。

GUID-3CAB380B-54DB-474C-9ECB-EE69A066B56A-low.gif図 8-1 代表的なコンパレータ・アプリケーション