JAJU909A November   2023  – February 2024

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   リソース
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6.   6
  7. 1システムの説明
    1. 1.1 主なシステム仕様
  8. 2システム概要
    1. 2.1 ブロック図
    2. 2.2 主な使用製品
      1. 2.2.1 THVD8000DDF
      2. 2.2.2 THS6222RGTT
      3. 2.2.3 MSPM0G350x
      4. 2.2.4 TPS26624DRCR
      5. 2.2.5 LM5164QDDARQ1
      6. 2.2.6 TPS560430X3FDBVR
      7. 2.2.7 TMUX1204DGSR
    3. 2.3 設計上の考慮事項
      1. 2.3.1 変調器およびキャリア周波数の選択
      2. 2.3.2 THS6222 ライン ドライバの消費電力およびゲイン
      3. 2.3.3 フロント・エンドおよびディスクリート・フィルタ
      4. 2.3.4 THVD8000 の回路図
      5. 2.3.5 基板のピン配置
  9. 3ハードウェア、ソフトウェア、テスト要件、テスト結果
    1. 3.1 テスト設定
      1. 3.1.1 TIDA-010935 への電力供給
    2. 3.2 テスト結果
  10. 4設計とドキュメントのサポート
    1. 4.1 設計ファイル
      1. 4.1.1 回路図
      2. 4.1.2 BOM
    2. 4.2 ドキュメントのサポート
    3. 4.3 サポート・リソース
    4. 4.4 商標
  11. 5著者について
  12. 6改訂履歴

TPS26624DRCR

TPS26624 は、4.5V~60V の広い入力範囲を持つ高電圧 eFuse です。このデバイスは、OCP (過電流保護)、OVP (過電圧保護)、入力逆極性保護、出力逆極性保護などさまざまな機能を内蔵しています。内蔵の電界効果トランジスタ (FET) により、フットプリントが小さくなり、また、バック・ツー・バック FET トポロジを採用しているため、ホールドアップ時間の要件を満たすことができます。この設計では、緊急遮断コマンドまたはその他の緊急遮断シナリオが発生した場合に、この機能により基板が保護されます。内蔵の電流制限は、抵抗を使って、25mA~880mA の範囲で調整できます。この実装では、500mA の電流制限を設定しました。