JAJSN65A October 2019 – October 2021 DRV10982-Q1
PRODUCTION DATA
DRV10982-Q1 デバイスは、独自のセンサレス制御方式を使用して連続的な正弦駆動を行うため、整流の結果として一般に発生する純音響の発生が大幅に低下しています。デバイスへのインターフェイスは、単純で柔軟に設計されています。モータは PWM、アナログ、または I2C 入力により直接制御できます。モータ速度のフィードバックは、FG ピンと I2C インターフェイスの両方から同時に得られます。
DRV10982-Q1 デバイスには降圧レギュレータが搭載されており、電源電圧を効率的に 5V へ降圧して、内部と外部の回路に電力を供給できます。3.3V LDO を使用して、外部の回路に電力を供給することもできます。このデバイスは、モータが動作していないとき電力を節約するため、スリープ・モードまたはスタンバイ・モードのバージョンで供給されます。スタンバイ・モード (8.5mA) バージョン (DRV10982SQ) ではレギュレータが実行状態に維持され、スリープ・モード (48μA) バージョン (DRV10982Q) ではレギュレータがシャットオフされます。外部マイクロコントローラの電源としてレギュレータを使用するアプリケーションでは、スタンバイ・モード・バージョンを使用してください。このデータシートでは、スリープとスタンバイの機能について特に説明する場所を除き、全体を通して、DRV10982Q (スリープ・バージョン) と DRV10982SQ (スタンバイ・バージョン) の両方のデバイスについて、DRV10982-Q1 という部品番号を使用します。
ユーザーは、I2C インターフェイスを使用してレジスタの特定のモータ・パラメータを再プログラム、および EEPROM をプログラムし、特定のアプリケーション用に性能を最適化できます。DRV10982-Q1 デバイスは、放熱性に優れた露出サーマル・パッド付き HTSSOP 24 ピン・パッケージで供給されます。規定の動作時周囲温度範囲は -40℃~125℃です。