JAJSQT3A July   2023  – January 2024 SN74LV1T32-Q1

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 概要
  5. ピン構成および機能
  6. 仕様
    1. 5.1  絶対最大定格
    2. 5.2  ESD 定格
    3. 5.3  推奨動作条件
    4. 5.4  熱に関する情報
    5. 5.5  電気的特性
    6. 5.6  スイッチング特性:1.8V VCC
    7. 5.7  スイッチング特性:2.5V VCC
    8. 5.8  スイッチング特性:3.3V VCC
    9. 5.9  スイッチング特性:5.0V VCC
    10. 5.10 代表的特性
  7. パラメータ測定情報
  8. 詳細説明
    1. 7.1 概要
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1 平衡化された CMOS プッシュプル出力
      2. 7.3.2 LVxT 拡張入力電圧
        1. 7.3.2.1 降圧変換
        2. 7.3.2.2 昇圧変換
      3. 7.3.3 クランプ・ダイオード構造
    4. 7.4 デバイスの機能モード
  9. アプリケーションと実装
    1. 8.1 アプリケーション情報
    2. 8.2 代表的なアプリケーション
      1. 8.2.1 設計要件
        1. 8.2.1.1 電源に関する考慮事項
        2. 8.2.1.2 入力に関する考慮事項
        3. 8.2.1.3 出力に関する考慮事項
      2. 8.2.2 詳細な設計手順
    3. 8.3 アプリケーション曲線
    4. 8.4 電源に関する推奨事項
    5. 8.5 レイアウト
      1. 8.5.1 レイアウトのガイドライン
      2. 8.5.2 レイアウト例
  10. デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 9.1 ドキュメントのサポート
      1. 9.1.1 関連資料
    2. 9.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 9.3 サポート・リソース
    4. 9.4 商標
    5. 9.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 9.6 用語集
  11. 10改訂履歴
  12. 11メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

電源に関する考慮事項

目的の電源電圧が、「推奨動作条件」に規定された範囲に入っていることを確認します。「電気的特性」セクションに記載されているように、電源電圧は本デバイスの電気的特性を決定づけます。

正電圧の電源は、SN74LV1T32-Q1 のすべての出力によってソースされる総電流、「電気的特性」に記載された静的電源電流 (ICC) の最大値、スイッチングに必要なすべての過渡電流の合計に等しい電流を供給できる必要があります。本ロジック・デバイスは、この正電源によって供給される量の電流のみをソースできます。「絶対最大定格」に記載された VCC 総電流の最大値を超えないようにしてください。

グランドは、SN74LV1T32-Q1 のすべての出力によってシンクされる総電流、「電気的特性」に記載された電源電流 (ICC) の最大値、スイッチングに必要なすべての過渡電流の合計に等しい電流を流し込める必要があります。本ロジック・デバイスは、そのグランド接続に流し込める量の電流のみをシンクできます。「絶対最大定格」に記載された GND 総電流の最大値を超えないようにしてください。

SN74LV1T32-Q1 は、データシートのすべての仕様を満たしながら、総容量が 50pF 以下の負荷を駆動できます。より大きな容量性負荷を接続することもできますが、50pF を超えることは推奨しません。

SN74LV1T32-Q1 は、「電気的特性」表の VOHVOL に定義された出力電圧および電流で、RL≧VO/IO で表される合計抵抗を持つ負荷を駆動できます。High 状態で出力する場合、式の出力電圧は、出力電圧の測定値と VCC ピンの電源電圧との差として定義されます。

総消費電力は、『CMOS の消費電力と Cpd の計算』アプリケーション・ノートに記載された情報を使って計算できます。

温度の上昇は、『標準リニアおよびロジック (SLL) パッケージおよびデバイスの熱特性』アプリケーション・ノートに記載された情報を使って計算できます。

注意: 「絶対最大定格」に記載された最大接合部温度 (TJ(max)) は、本デバイスの損傷を防止するための追加の制限値です。「絶対最大定格」に記載されたすべての制限値を必ず満たすようにしてください。これらの制限値は、本デバイスの損傷を防止するために規定されたものです。