JAJSPH6A september   2010  – december 2022 SN74LVC8T245-Q1

PRODUCTION DATA  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. Revision History
  5. Pin Configuration and Functions
  6. Specifications
    1. 6.1  Absolute Maximum Ratings
    2. 6.2  ESD Ratings
    3. 6.3  Recommended Operating Conditions
    4. 6.4  Thermal Information
    5. 6.5  Electrical Characteristics
    6. 6.6  Switching Characteristics, VCCA = 1.8 V ± 0.15 V
    7. 6.7  Switching Characteristics, VCCA = 2.5 V ± 0.2 V
    8. 6.8  Switching Characteristics, VCCA = 3.3 V ± 0.3 V
    9. 6.9  Switching Characteristics, VCCA = 5 V ± 0.5 V
    10. 6.10 Operating Characteristics
    11. 6.11 Typical Characteristics
  7. Parameter Measurement Information
  8. Detailed Description
    1. 8.1 Overview
    2. 8.2 Functional Block Diagram
    3. 8.3 Feature Description
      1. 8.3.1 Fully Configurable Dual-Rail Design Allows Each Port to Operate Over the Full 1.65-V to 5.5-V Power-Supply Range
      2. 8.3.2 Ioff Supports Partial-Power-Down Mode Operation
      3. 8.3.3 Balanced High-Drive CMOS Push-Pull Outputs
      4. 8.3.4 Vcc Isolation
    4. 8.4 Device Functional Modes
  9. Application and Implementation
    1. 9.1 Application Information
    2. 9.2 Typical Application
      1. 9.2.1 Design Requirements
      2. 9.2.2 Detailed Design Procedure
      3. 9.2.3 Application Curve
  10. 10Power Supply Recommendations
  11. 11Layout
    1. 11.1 Layout Guidelines
    2. 11.2 Layout Example
  12. 12Device and Documentation Support
    1. 12.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    2. 12.2 サポート・リソース
    3. 12.3 Trademarks
    4. 12.4 静電気放電に関する注意事項
    5. 12.5 用語集
  13. 13Mechanical, Packaging, and Orderable Information

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

概要

SN74LVC8T245-Q1 は、8 ビット非反転バス・トランシーバであり、双方向の電圧レベル変換を可能にする構成可能なデュアル電源レールを備えています。SN74LVC8T245-Q1 は、VCCA および VCCB が 1.65V~5.5V に設定された状態で動作するよう最適化されています。A ポートは VCCA に追従するように設計されており、VCCA は 1.65V~5.5V の電源電圧に対応します。B ポートは VCCB に追従するように設計されており、VCCB は 1.65V~5.5V の電源電圧に対応します。このため、1.8V、2.5V、3.3V、5V の任意の電圧ノード間での自在な低電圧双方向変換が可能です。

SN74LVC8T245-Q1 は、2 つのデータ・バス間の非同期通信用に設計されています。方向制御 (DIR) 入力および出力イネ ーブル (OE) 入力のロジック・レベルに応じて、 B ポート出力もしくは A ポート出力のいずれかがアクティブになるか、または、両方の出力ポートが高インピーダンス・モードになります。本デバイスは、B ポート出力がアクティブになった場合、A バスから B バスへデータを転送し、A ポート出力がアクティブになった場合、B バスから A バスへデータを転送します。A ポートと B ポートの入力回路はどちらも常にアクティブであるため、これらのポートには論理 HIGH または LOW レベルを印加して、ICC と ICCZ が過剰に流れないようにする必要があります。

このデバイスは、Ioff を使用する部分的パワーダウン・アプリケーション用の動作が完全に規定されています。Ioff 回路が出力をディセーブルにするため、電源切断時にデバイスに電流が逆流して損傷に至ることを回避できます。VCC 絶縁機能は、どちらかの VCC 入力が GND レベルになると、全ての出力を確実に高インピーダンス状態にします。電源オンまたは電源オフ時に高インピーダンス状態を確保するため、OE はプルアップ抵抗経由で VCC に接続する必要があります。この抵抗の最小値は、ドライバの電流シンク能力によって決定されます。

SN74LVC8T245-Q1 は、制御ピン (DIR および OE) が VCCA から電源を供給されるように設計されています。

パッケージ情報
部品番号パッケージ (1)本体サイズ (公称)
SN74LVC8T245-Q1PW (TSSOP、24)7.80mm × 4.40mm
利用可能なすべてのパッケージについては、このデータシートの末尾にある注文情報を参照してください。