JAJSKR3A December   2020  – February 2021 TMP9A00-EP

PRODUCTION DATA  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. 改訂履歴
  5. ピン構成および機能
  6. 仕様
    1. 6.1 絶対最大定格
    2. 6.2 ESD 定格
    3. 6.3 推奨動作条件
    4. 6.4 熱に関する情報
    5. 6.5 電気的特性
    6. 6.6 代表的特性
  7. 詳細説明
    1. 7.1 概要
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1 伝達関数
        1. 7.3.1.1 事例 1
    4. 7.4 デバイスの機能モード
  8. アプリケーションと実装
    1. 8.1 アプリケーション情報
      1. 8.1.1 出力駆動および容量性負荷
      2. 8.1.2 動作寿命の制限解除
    2. 8.2 代表的なアプリケーション
      1. 8.2.1 設計要件
      2. 8.2.2 詳細な設計手順
      3. 8.2.3 アプリケーション曲線
  9. 電源に関する推奨事項
  10. 10レイアウト
    1. 10.1 レイアウトのガイドライン
    2. 10.2 レイアウト例
  11. 11デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 11.1 Receiving Notification of Documentation Updates
    2. 11.2 サポート・リソース
    3. 11.3 商標
    4. 11.4 静電気放電に関する注意事項
    5. 11.5 用語集
  12. 12メカニカル、パッケージ、注文情報の概要

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

事例 1

-40℃~110℃の線形伝達関数を決定します。

TMIN = –40℃、TMAX = 110℃、したがって T = 35℃

m = –11.77 mV/℃

VOUT (110℃) = 0.5520V

VOUT (35℃) = 1.4566 V

b = 1.8576V

-40℃~110℃の線形伝達関数をEquation6に示します。

Equation6. GUID-295EDA16-4853-479F-8B1F-4E202BCDDCA6-low.gif

表 7-1に、対象の一般的な温度範囲と、これらの範囲に対応する線形伝達関数を示します。温度範囲が広くなると、放物型方程式からの一次方程式の誤差 (最大偏差) が増加することに注意してください。

表 7-1 一般的な温度範囲と対応する線形伝達関数
温度範囲 一次方程式 (V) 放物型方程式からの一次方程式の最大偏差 (℃)
TMIN (℃) TMAX (℃)
-55 130 VOUT = –11.79mV/℃ × T + 1.8528 ±1.41
-40 110 VOUT = –11.77mV/℃ × T + 1.8577 ±0.93
-30 100 VOUT = –11.77mV/℃ × T + 1.8605 ±0.70
-40 85 VOUT = –11.67mV/℃ × T + 1.8583 ±0.65
-10 65 VOUT = –11.71mV/℃ × T + 1.8641 ±0.23
35 45 VOUT = –11.81mV/℃ × T + 1.8701 ±0.004
20 30 VOUT = –11.69mV/℃ × T + 1.8663 ±0.004