JAJSLK2B February 2023 – May 2024 TMUX7221 , TMUX7222
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TMUX722x は、デュアル チャネル、1:1 (SPST) 構成、ラッチアップ フリーの相補型金属酸化膜半導体 (CMOS) スイッチです。これらのデバイスは、単電源 (4.5V~44 V)、両電源 (±4.5V~±22 V)、または非対称電源 (VDD = 12V、VSS = -5V など) で動作します。TMUX722x は、ソース (Sx) およびドレイン (D) ピンで、VSS から VDD までの範囲の双方向アナログおよびデジタル信号をサポートします。
TMUX722x は、SEL ピンを制御して信号パス 1 (S1 から D1) または信号パス 2 (S2 から D2) をオンにすることで、イネーブルまたはディセーブルにできます。すべてのロジック制御入力は、1.8V~VDD のロジック レベルをサポートしており、有効な電源電圧範囲で動作している場合、TTL ロジックと CMOS ロジックの両方の互換性を確保できます。フェイルセーフ ロジック回路により、電源ピンよりも先に制御ピンに電圧が印加されるため、デバイスへの損傷の可能性が避けられます。詳細については、セクション 7.3.5 を参照してください。
TMUX72xx ファミリはラッチアップ フリーであるため、一般的に過電圧イベントによって発生するデバイス内の寄生構造間の好ましくない大電流イベントを防止できます。ラッチアップ状態は通常、電源レールがオフにされるまで継続するため、デバイスの障害の原因となる場合があります。このラッチアップ フリーという特長により、TMUX72xx スイッチおよびマルチプレクサ ファミリは過酷な環境でも使用できます。