JAJA953 July   2025 TDP142

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2デバイス設定
  6. 3イコライゼーションの選択
  7. 4イコライゼーションの選択例
  8. 5AUXP/N および SNOOPENZ 構成
  9. 6レイアウトのガイドライン
    1. 6.1 GND スティッチング
    2. 6.2 AC カップリング コンデンサ
    3. 6.3 レイアウト例
  10. 7まとめ
  11. 8参考資料

イコライゼーションの選択例

 TDP142 シンク側イコライゼーションの例図 4-1 TDP142 シンク側イコライゼーションの例

このセクションでは、さまざまなパターン長のイコライゼーションを選択する例について説明します。図 4-1に、TDP142 のシンク側アプリケーションの例を示します。このシンク側アプリケーションのイコライゼーション値を選択するには、以下の方法が使用されます。

  • PCB パターンの長さ C = 8 インチ FR4 PCB パターン (4.05GHz で 5.9dB 損失)。使用する DPEQ 設定 = 設定値5 (6.5dB)。

レイアウト品質、DP ドライバ、レシーバ品質などの他の要因では、最高の性能を得るためにイコライゼーション設定を高くまたは低く調整する必要があります。上記の方法は、システム基板のトレース長に基づいて初期構成設定を選択するために使用することを推奨します。