JAJSL28F January 2021 – July 2025 TCAN1043A-Q1
PRODUCTION DATA
このTCAN1043A-Q1には、CAN バス ラインが短絡したときに短絡電流を制限するいくつかの保護機能があります。これらに、ドミナントおよびリセッシブ状態での CAN ドライバ電流制限、TXD ドミナント状態タイムアウトなどです。このタイムアウトにより、システム フォルトによって常に大きな短絡電流がドミナント状態になるのを防ぎます。
CAN 通信中、バスはドミナント状態とリセッシブ状態の間で切り替わります。したがって、短絡電流は、各バス状態における電流として、または平均電流として見ることができます。平均短絡電流は、終端抵抗とコモン モード チョークのシステム電力を考慮するときに使用する必要があります。ドライバーが優勢になることができる時間の割合は、TXD 優勢状態のタイムアウトと、強制的な状態変更と、ビット スタッフィング、制御フィールド、およびフレーム間間隔などの劣勢ビットを持つ CAN プロトコルによって制限されます。これにより、データ フィールドに優位ビットが高率に含まれている場合でも、バス上の劣位時間が最小限に抑えられます。
バスの短絡電流は、リセッシブ・ビットとドミナント ビットの比率と、それぞれの短絡電流に依存します。平均短絡電流は、式 2で計算できます。
ここで
終端抵抗やその他のネットワーク コンポーネントの電力定格の大きさを決定するときは、短絡電流やネットワークで起こりうるフォルト ケースを考慮してください。