JAJSNE2A October   2022  – November 2025 LM51231-Q1

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 1 特長
  3. 2 アプリケーション
  4. 3 説明
  5. 4 ピン構成および機能
  6. 5 仕様
    1. 5.1 絶対最大定格
    2. 5.2 ESD 定格
    3. 5.3 推奨動作条件
    4. 5.4 熱に関する情報
    5. 5.5 電気的特性
    6. 5.6 代表的特性
  7. 6 詳細説明
    1. 6.1 概要
    2. 6.2 機能ブロック図
    3. 6.3 機能説明
      1. 6.3.1  デバイスの有効化と無効化 (EN、VH ピン)
      2. 6.3.2  高電圧 VCC レギュレータ (BIAS、VCC ピン)
      3. 6.3.3  軽負荷スイッチング モードの選択 (MODE ピン)
      4. 6.3.4  VOUT 範囲の選択 (RANGE ピン)
      5. 6.3.5  ライン低電圧誤動作防止 (UVLO ピン)
      6. 6.3.6  VCC ホールド (VH ピン) による高速再起動
      7. 6.3.7  可変出力レギュレーションのターゲット (VOUT、TRK、VREF ピン)
      8. 6.3.8  過電圧保護 (VOUT ピン)
      9. 6.3.9  パワー グッド インジケータ (PGOOD ピン)
      10. 6.3.10 動的にプログラム可能なスイッチング周波数 (RT)
      11. 6.3.11 外部クロック同期 (SYNC ピン)
      12. 6.3.12 プログラム可能な拡散スペクトラム (DITHER ピン)
      13. 6.3.13 プログラム可能なソフト スタート (SS ピン)
      14. 6.3.14 広帯域幅の相互コンダクタンス エラー アンプと PWM (TRK、COMP ピン)
      15. 6.3.15 電流検出とスロープ補償 (CSP、CSN ピン)
      16. 6.3.16 定ピーク電流制限 (CSP、CSN ピン)
      17. 6.3.17 最大デューティ サイクルと最小の制御可能なオン時間の制限
      18. 6.3.18 MOSFET ドライバ、内蔵ブート ダイオード、ヒカップ モードのフォルト保護 (LO、HO、HB ピン)
      19. 6.3.19 サーマル シャットダウン保護
    4. 6.4 デバイスの機能モード
      1. 6.4.1 デバイス ステータス
        1. 6.4.1.1 シャットダウンモード
        2. 6.4.1.2 構成モード
        3. 6.4.1.3 アクティブ モード
        4. 6.4.1.4 バイパス モード
          1. 6.4.1.4.1 バイパス DE モード
          2. 6.4.1.4.2 バイパス FPWM
      2. 6.4.2 軽負荷スイッチング モード
        1. 6.4.2.1 強制 PWM (FPWM) モード
        2. 6.4.2.2 ダイオード エミュレーション (DE) モード
        3. 6.4.2.3 FPWM モードでの強制ダイオード エミュレーション動作
  8. 7 アプリケーションと実装
    1. 7.1 アプリケーション情報
    2. 7.2 代表的なアプリケーション
      1. 7.2.1 設計要件
      2. 7.2.2 詳細な設計手順
      3. 7.2.3 アプリケーションのアイデア
      4. 7.2.4 アプリケーション曲線
    3. 7.3 システム例
    4. 7.4 電源に関する推奨事項
    5. 7.5 レイアウト
      1. 7.5.1 レイアウトのガイドライン
      2. 7.5.2 レイアウト例
  9. 8 デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 8.1 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    2. 8.2 サポート・リソース
    3. 8.3 商標
    4. 8.4 静電気放電に関する注意事項
    5. 8.5 用語集
  10. 9 改訂履歴
  11. 10メカニカル、パッケージ、および注文情報

概要

LM51231-Q1 デバイスは、広い入力電圧範囲に対応した同期整流昇圧コントローラで、ピーク電流モード制御を採用しています。出力電圧は、TRK ピンのトラッキング機能を使用して動的にプログラムできます。電源電圧が昇圧出力レギュレーションのターゲットを上回ると、自動的にバイパス モード動作に移行します。バイパス モードでは、ハイサイド MOSFET を 100% のデューティ サイクルで駆動することで、ハイサイド ボディ ダイオードの電圧降下が排除されるため、消費電力が低減し、外部バイパス スイッチが不要になります。

本デバイスの広い入力範囲は、自動車のコールド クランクとロード ダンプに対応します。BIAS が 3.8V 以上のとき、最小入力電圧は 0.8V まで下げることができます。スイッチング周波数は、外付けの抵抗により 100kHz~2.2MHz の範囲で動的にプログラム可能です。2.2MHz でのスイッチングにより、AM 帯域との干渉が最小化され、ソリューション サイズの小型化と、高速な過渡応答を実現できます。コントローラ アーキテクチャにより、コンバータ アーキテクチャと比較して、過酷な周囲温度条件での熱管理を簡素化できます。

デバイスには、ピーク電流制限 (入力電圧の全範囲にわたって一定)、過電圧保護、サーマル シャットダウンなどの保護機能が内蔵されています。外部クロック同期、プログラム可能なスペクトラム拡散変調、寄生容量が最小限のリードレス パッケージは、EMI の低減とクロストークの回避に役立ちます。その他の機能として、ライン UVLO、FPWM、ダイオード エミュレーション、DCR インダクタ電流検出、プログラム可能なソフト スタート、パワー グッド インジケータがあります。