JAJSCZ7 February   2017 TPS3852-Q1

PRODUCTION DATA.  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
  4. 改訂履歴
  5. Pin Configuration and Functions
  6. Specifications
    1. 6.1 Absolute Maximum Ratings
    2. 6.2 ESD Ratings
    3. 6.3 Recommended Operating Conditions
    4. 6.4 Thermal Information
    5. 6.5 Electrical Characteristics
    6. 6.6 Timing Requirements
    7. 6.7 Typical Characteristics
  7. Detailed Description
    1. 7.1 Overview
    2. 7.2 Functional Block Diagram
    3. 7.3 Feature Description
      1. 7.3.1 RESET
      2. 7.3.2 Manual Reset (MR)
      3. 7.3.3 Undervoltage Fault Detection
      4. 7.3.4 Watchdog Mode
        1. 7.3.4.1 SET1
        2. 7.3.4.2 Window Watchdog Timer
        3. 7.3.4.3 Watchdog Input (WDI)
        4. 7.3.4.4 CWD
        5. 7.3.4.5 Watchdog Output (WDO)
    4. 7.4 Device Functional Modes
      1. 7.4.1 VDD is Below VPOR (VDD < VPOR)
      2. 7.4.2 Above Power-On-Reset, But Less Than VDD(min) (VPOR ≤ VDD < VDD(min))
      3. 7.4.3 Normal Operation (VDD ≥ VDD(min))
  8. Application and Implementation
    1. 8.1 Application Information
      1. 8.1.1 CWD Functionality
        1. 8.1.1.1 Factory-Programmed Timing Options
        2. 8.1.1.2 Adjustable Capacitor Timing
      2. 8.1.2 Overdrive Voltage
    2. 8.2 Typical Application
      1. 8.2.1 Design Requirements
      2. 8.2.2 Detailed Design Procedure
        1. 8.2.2.1 Monitoring the 3.3-V Rail
        2. 8.2.2.2 Calculating RESET and the WDO Pullup Resistor
        3. 8.2.2.3 Setting the Window Watchdog
        4. 8.2.2.4 Watchdog Disabled During Initialization Period
      3. 8.2.3 Glitch Immunity
      4. 8.2.4 Application Curves
  9. Power Supply Recommendations
  10. 10Layout
    1. 10.1 Layout Guidelines
    2. 10.2 Layout Example
  11. 11デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 11.1 デバイス・サポート
      1. 11.1.1 開発サポート
        1. 11.1.1.1 評価モジュール
      2. 11.1.2 デバイスの項目表記
    2. 11.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 11.3 コミュニティ・リソース
    4. 11.4 商標
    5. 11.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 11.6 Glossary
  12. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

特長

  • 下記内容でAEC-Q100認定済み
    • デバイス温度グレード1: 動作時周囲温度範囲    –40°C~125°C
    • デバイスHBM ESD分類レベル2
    • デバイスCDM ESD分類レベルC4B
  • VDD入力電圧範囲: 1.6V~6.5V
  • 0.8%の電圧スレッショルド精度
  • 低い消費電流: IDD =10µA (標準値)
  • ウォッチドッグのタイムアウトをユーザーがプログラム可能
  • 工場でプログラム済みの高精度のウォッチドッグとリセット・タイマ
    • ±15%精度のWDTおよびRST遅延
  • オープン・ドレイン出力
  • マニュアル・リセット入力(MR)
  • 高精度の電圧監視
    • 1.8V~5.0Vの共通レールをサポート
    • 4%および7%のスレッショルドを利用可能
    • 0.5%のヒステリシス
  • ウォッチドッグのディセーブル機能
  • 3mm×3mmの小型8ピンVSONパッケージで供給

アプリケーション

  • 安全性が重要なアプリケーション
  • 車載用視覚情報システム
  • 車載用ADASシステム
  • テレマティクス制御ユニット
  • FPGAおよびASIC
  • マイクロコントローラおよびDSP

概要

TPS3852-Q1は高精度の電圧スーパバイザで、ウィンドウ・ウォッチドッグ・タイマが内蔵されています。TPS3852-Q1には高精度の低電圧スーパバイザが内蔵されており、低電圧スレッショルド(VITN)は-40℃~+125℃の規定の温度範囲全体にわたって0.8%の精度を実現しています。さらに、TPS3852-Q1には正確なヒステリシスが含まれているため、このデバイスは許容範囲の狭いシステムでの使用に理想的です。スーパバイザのRESET遅延は、高精度の遅延タイマにより15%精度を実現しています。

TPS3852-Q1にはプログラム可能なウィンドウ・ウォッチドッグ・タイマが内蔵されており、広範なアプリケーションに使用できます。専用ウォッチドッグ出力(WDO)により分解能が向上し、フォルト状況の性質を判定するために役立ちます。ウォッチドッグのタイムアウトは、外付けのコンデンサ、または工場でプログラムされるデフォルトの遅延設定によりプログラム可能です。ウォッチドッグはディセーブル可能で、開発プロセスにおいて望ましくないウォッチドッグのタイムアウトを回避できます。

TPS3852-Q1は、小型の3.00mm×3.00mm、8ピンのVSONパッケージで供給されます。TPS3852-Q1はウェッタブル・フランクを採用し、光学検査を容易に行えます。

製品情報(1)

型番 パッケージ 本体サイズ(公称)
TPS3852-Q1 VSON (8) 3.00mm×3.00mm
  1. 提供されているすべてのパッケージについては、データシートの末尾にある注文情報を参照してください。

代表的なアプリケーション回路

TPS3852-Q1 TPS3852_TypApp.gif

低電圧スレッショルド(VITN)の精度と温度との関係

TPS3852-Q1 tc_vitn_acc_vs_temp_3_3.gif