Wi-Fi® の設計と開発

TI の革新的で低コストの Wi-Fi と BLE のコンボ ソリューションを使用して、お客様の独自製品を設計

Linux ベースと RTOS ベース両方のシステム向けに、TI の Wi-Fi® または Wi-Fi および  Bluetooth® Low Energy のコンボ デバイスを使用して設計を行う際の、役に立つリソースと概要を参照できます。TI のハードウェア製品とソフトウェア製品を簡単に評価できます。設計プロセスの段階で TI のエンジニアやパートナーに連絡し、迅速なサポートを受けることができます。
Wi-Fi® の設計と開発

ソフトウェア

TI の Wi-Fi® 製品ラインアップは、多様なシステム アーキテクチャで接続を実現するように製作した製品です。開発中の設計に最適なソフトウェアを検索!

TI の CC33xx と CC35xxE の各 IC ファミリは、Linux または RTOS を実行するマイコンと組み合わせて動作します。TI の各種コンパニオン IC は複雑なシステム向けの設計を採用しているほか、TI の各種ワイヤレス マイコンはリアルタイム アプリケーション向けに最適化済みです。

Linux は、その柔軟性と機能により、複雑なシステムに最適なフリーのオープンソース OS です。ただし、より高いメモリと処理能力が必要です。

RTOS は、予測可能性とタイミングが重要なリアルタイム アプリケーション向けに設計されています。これは、決定論的で軽量で、リソースに制約のある環境に最適化されています。

TI のワイヤレス マイコン ファミリは、内蔵マイコン付きの統合型ソリューションであり、チップ上でアプリケーションを直接実行できます

TI の SimpleLink Wi-Fi と Bluetooth® Low Energy (LE) の各コンパニオン IC は、組込み Linux を実行する任意のホスト プロセッサとの統合を想定した設計を採用しています。CC33xx Linux ドライバは Linux オープンソース コンポーネントとの組み合わせで動作し、Wi-Fi 機能を実現するほか、HCI インターフェイスをサポートしているので、BlueZ などの外部 Bluetooth LE ホスト スタックと容易に統合できます。 

TI の各種コンパニオン IC は、完全な組込み Wi-Fi スタックを搭載しており、あらゆる 32 ビット マイコンに Wi-Fi や Bluetooth LE を容易に追加できます。TI は、RTOS ドライバ、各種コンパニオン IC、複数のホスト プラットフォーム向けのリファレンス統合を提供しています。TI のドライバは、軽量 IP (LwIP) スタック、MbedTLS、NimBLE BLE ホストスタックなどの、一般的なオープンソースネットワークと BLE スタックをホスト上に統合して、包括的な Wi-Fi および Bluetooth LE ソリューションを構築します。

TI SimpleLink CC35xx ファミリのデバイスは、強力なオールインワンの Cortex-M33 ベース マイコンで、Wi-Fi 6 と BLE 5.4 を内蔵しています。TI は、CC35xx デバイス向けに、FreeRTOS、Wi-Fi とネットワーキング スタック、事前認定済みの BLE スタック、標準的な TI ペリフェラル ドライバ、サンプル アプリケーションなどの包括的な SDK を提供しています。

開発ツール

アプリケーション・ソフトウェアとフレームワーク
SimpleLink Wi-Fi ツールボックス

Wi-Fi ツールボックス パッケージは、1 台のホストを使用して、WLAN/Bluetooth® Low Energy のファームウェアをデバッグおよび監視するために必要な機能をすべて取り揃えています。また、RF 検証試験を実行することや、規制認証試験より前に事前試験を実施すること、およびハードウェアとソフトウェアのプラットフォーム統合に関連する課題のデバッグに活用することもできます。

アプリケーション・ソフトウェアとフレームワーク
SimpleLink Connect モバイル アプリ

SimpleLink Connect モバイル アプリは、モバイル デバイス向け Bluetooth® Low Energy アプリケーションのサンプルであり、以下の製品との組み合わせで動作します。

  • SIMPLELINK-LOWPOWER-SDK を実行している CC23XX デバイス
  • CC33XX-SOFTWARE を実行しているホストに接続された CC33xx デバイス

このアプリは、開発ユーザーが iOS または Android を使用して独自のモバイル アプリを迅速に開発するための土台として活用できます。ソース コードが付属しているため、カスタマイズが容易です。

ハードウェア

開発キット バンドルを選択すると、設計をすぐに開始できます。

CC33xx は TI プロセッサとシームレスに組み合わせることで、迅速な Linux Wi-Fi や BLE の開発を実現できます。

M2-CC3351 は、テストと開発の目的で、M.2 Type 2230 Key E スロット経由で各種プロセッサに接続できる M.2 カード プラグインの評価基板です。

TI LaunchPad ボードに BP-CC3351 ブースタパックを接続することで、Wi-Fi や BLE 機能のテストや性能評価を容易に統合できます

CC33xx デバイスを MCU ホストと組み合わせて、強力な組込み IoT 製品を作成します。モジュール型の LaunchPad エコシステムを活用すると、AM243x などの TI のマイコンに CC33xx を接続する柔軟性が得られます。 

モジュール型の LaunchPad 開発キット エコシステムを使用し、一体型の CC35xx Wi-Fi および BLE コンボ マイコンの評価を開始できます。

教育用リソース

ビデオ・シリーズ
ビデオ・シリーズ
TI 製品を採用して Wi-Fi 6 の理解を深める (Understanding Wi-Fi 6 with TI)
このビデオ シリーズでは、IoT 接続をシームレスかつ効率的に実現するうえで Wi-Fi が果たす役割を説明します。Wi-Fi 6 の誕生から進歩に至るまで、Wi-Fi の進化の詳細をご確認ください。Wi-Fi の成功の背後にあるアーキテクチャに関する理解を深めることができます。
ビデオ・シリーズ
ビデオ・シリーズ
CC33xx WLAN の機能
CC33xx ファミリのデバイスおよび Wi-Fi® 機能、さらにテキサス・インスツルメンツ独自の拡張機能についての詳細をご覧ください。
E2E™ 設計サポート
E2E™ 設計サポート
Wi-Fi 設計サポート
TI E2E フォーラムは、設計プロセスの多様な段階でエンジニアの役に立つ情報を提供しています。TI のさまざまなエンジニアが技術的な質問に回答し、知識を公開しているため、設計上の問題を迅速に解決できるようになります。

パートナー

TI のサード パーティー パートナー エコシステムを活用すると、効率を最大化し、複雑さを緩和できます。TI の信頼できるサード パーティー パートナーは、設計プロセスの効率化、市場投入までの期間の短縮を実現するほか、RF に関する専門知識の必要性を最小限に抑えるのに役立ちます。アイコンをクリックしてパートナー専用のページにアクセスし、革新的なソフトウェアから完全に統合されたモジュールまで、パートナーが提供する幅広いサービスをご覧ください。

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