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デルタ シグマ ADC を使用した設計:性能を最適化するためのシステム設計の検討事項

デルタ シグマ A/D コンバータ (ADC) は通常、より高い分解能を必要とするアプリケーションで採用されるオーバーサンプリング コンバータです。ただし、ADC が単独で動作するわけではありません。実際、この種の製品の周辺に、フロント エンド アンプ、電圧リファレンス、クロック ソース (供給源)、電源、良好なレイアウトを含めた複数の重要な部品を配置する必要があります。多くのデバイスはこれらの機能を ADC に統合し、包括的なシステム ソリューションを実現しています。その結果、お客様は設計をシンプルにし、基板面積を最小化することができます。統合の水準は、対象アプリケーションや市場セグメントによって異なります。ADC に統合済みのシステム ブロックについては、設計に関する選択肢の大半が既に選択済みであり、お客様が対応する必要はありません。この方針は、基板面積を重視するアプリケーションに最適です。ただし、一部のアプリケーションでは、非常に具体的かつ特化型の条件が課されます。その場合、お客様は最も高いフレキシビリティを実現できる高性能 ADC を見つける必要が生じます。このトレーニング シリーズでは、デルタ シグマ ADC がサンプリングを行う方法、信号エイリアシング (ナイキスト周波数より高い周波数が不適切な値として表示される) が発生する理由、ADC サブシステムの各分野で最も重要な設計パラメータがどれえであるかという理由を理解できるようになります。また、システムの予算に合わせてデルタ シグマ ADC の性能をスケール化する方法、システム性能の欠点をデバッグする方法、デルタ シグマ ADC システムの設計を最適化する方法についても説明します。

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デルタ シグマ ADC を使用した設計:性能を最適化するためのシステム設計の検討事項